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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第72話

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  攻撃され続けるファイバード。さらに突き続けていたツメがファイバードの身体をホールドする。

  激しすぎる激痛に声すら出てこない。

  そして、巨大な顎を開口し、ファイバードのボディーを包むように噛みつく。顎でギリギリと噛み砕こうとする。絶叫するファイバード。

    ガブゥグンッッッ・・・・・ギギギギギギギギギゴゴギイギギィィィィィ・・・・!!!

  ファイバード 『がああああああああああああああああああああっっっ!!!!』

  パワード・グニドゴラは、噛みついたまま、狂ったように激しく地表に飛び出たファイバードの両脚を叩きつけ始めた。

    ドォガン、ズドォドォガ、ゴゴゴゴゴガン!!! ズドォンズガガドォン、ドォドォン!!!

  ファイバード 『ぐおあああああ・・・があ・・・・ごがああっ・・・!!!』

    ゴグパァッ・・・・!!!

  パワード・グニドゴラはファイバードを吐き飛ばした。

    ズドォオオオオオオ・・・・

  ファイバード 『うがぁっ・・・・がはっ、ごふぅ・・・!!!』

  浮遊するリティアン星人のUFOの前に倒れこんだファイバード。UFOは、重力光線らしきリング状の光線を放ってファイバードを押しつぶそうとする。

    ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィイイイイイイィ・・・!!!

    ズッッ・・・・ギャッ・・・・ズドォドォドォガガアアアアッッ!!!

  ファイバード 『ぐあああああああああ??!』

  ファイバードは地面にめり込み、押し潰されるような激痛に見舞われる。その一方で、シャイニングダグオンも締め上げられたまま苦戦を余儀なくされていた。

  シャイニングダグオン 『・・・・があああああ!!!』

  梓 「俊さん・・・!!!」

  律 「ダメだ・・・一方的にやられてるよ・・・。」

  唯 「光君がんばってよぉー!!!」

  シャイニングダグオンはふと校舎の屋上に目を向けた。そこに唯達がいるのが確認できた。故に気力が一気にみなぎった。

  シャイニング・ダグオン 『梓?!へへへ・・・・かっこ悪いトコ見せれないねーな・・・それにこいつにはバックブースターがあるじゃねーか・・・・いっくぜっ!!!』

    ドォオオオオオオオオオッッ!!!

  バックブースターが点火し、俊発的にシャイニングダグオンはグニドゴラの手から離脱する。引きちぎれる触手。

    ドォオッッオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!

  グニドゴラ 「ギュギ??!」

  シャイニングダグオンは、グニドゴラの頭上を飛び越えて舞い上がり、涼の意思に交代する。

  シャイニングダグオン 『いきますっっ、ブリザードハリケーンッッ!!!』

    ヒュギュギャオオオオオオオオオオオオオ!!!

    ズギャギャギャギャガガガガガガガガガアアアアアッッッ!!!

  天より降り注ぐ氷牙の雨がグニドゴラに突き刺さっていく。

  そこから舞い降りて振り向くと、シャイニングダグオンの意思が蓮の意思に代わった。左肩のガトリングブラストキャノンがぶっ放される。

  シャイニングダグオン 『ガトリングブラストキャノンッ!!!』

    ドォドォヴァルルルルルルルルルルルルルルルルルウウウウウッッ!!!

    ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォギャギャガッガガガガアアアアアン!!!

  倒れこんだの胸部に着弾し爆発が起こる。再び光の意思に交代し、手をかざして必殺の剣を召喚する。

  シャイニングダグオン 『必殺の剣といくぜっ!!!』

  腰のアーマーの裏に装備されていたビームサーベルのグリップ部分のようなものを取り出す。それに光りのエネルギーをまとった左の拳を一体にするとライオソードが形成された。  

  シャイニングダグオン 『ライオソードッッ!!!』

  必殺剣・ライオソードの切先を向けて、一気に斬り掛かる。その瞬間に起き上がるグニドゴラ。起き上がって直後のグニドゴラにライオソードの刀身が襲い掛かる。

  シャイニングダグオン 『でやあああああああっっ!!!』

    ザギャガアアアアアアアンッッ!!!

  斬りつけられて吹っ飛ぶグニドゴラ。だが、踏ん張りながら体制を立て直す。口から戦闘の冒頭で放った破壊光線を撃ち飛ばす。

    ヴィギュイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!

  シャイニングダグオンは、ライオソードの刀身をかざし破壊光線に当てる。

    ヴィギュズアアアアアアアアアンッ・・・・!!!

  グニドゴラ 「ギ・・・!!?」

  破壊光線が二つに分散された。しばらく向かい合う2体。次の瞬間、シャイニングダグオンは、右薙ぎの斬撃を斬り放つ。吹っ飛ばされるグニドゴラ。

    ズガシャアアアアアアアアアンッッ!!!


       ♪ 「BGM輝け!!ダグオン‐PREVIEW‐」


  ふらつきながら踏み堪えたグニドゴラにザンっと切先を再び向ける。そしてその切っ先からホールド性のエネルギー波を放つ。

    ヴィギュドォオオオ・・・・・ヴィギギャアアアアアア!!!

  金縛り状態となるグニドゴラ。もはやどうにもならない。

  シャイニング・ダグオン 『はぁああああああっっ!!!』

    ズドォオオオオオオオオオッッ!!!

  巻き起こる気合の風圧。その風圧は屋上の唯達にも轟く。ライオソードの刀身が山吹色に発光し始めた。

  梓 「きゃああ?!」

  律 「うおお?!すげー風だっっ!!」

  唯 「スカートがなびくよぉ〜・・・!」

  紬 「いよいよ止めを刺すのね?!」

  シャイニングダグオン 『はぁああああああっっ!!!』

    ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!

  片手で握り締めたライオソードを構えながら突撃するシャイニングダグオン。スライドしながら斬撃対象の面前で止まった。そして眼光を放ちながら、全身からオーラを噴き上げてライオソードを振り上げた。

  シャイニングダグオン 『はぁああっっ・・・・シャイニング・スパァアアアアアアクッ!!!』

    ゴドォガオオオオオオオオンッッ―――!!!

  一気に渾身の一撃のライオソードが振り下ろされる。それは容易いまでにグニドゴラを真っ二つに破断させる。

    ザドォギャシュアアアアアアアアアアアアアンッッッッ!!!

    ザシャウウウウウウンッッ・・・・!!!  

  止めに刺さった部分から薙ぎ払いをして振り向くシャイニングダグオン。数秒後、その背後でグニドゴラが火柱と化す。

    ヴァグズドォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!

  火柱をバックにライオソードを揮い、雄々しくシャイニング・ダグオンがグラウンドに立った。

  光達の勝利に屋上から唯がはしゃぐ。勢いで梓に抱きついた。

  唯 「やったぁ!!勝ったよ、勝ったよ!!やったね、あずにゃーん!!」

  梓 「ぎゃー!!わかりましたから抱きつかないでください!!」