二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

【ゼロの軌跡】 第1章

INDEX|7ページ/9ページ|

次のページ前のページ
 





―空島ヴェスヴェ   とある森―


ゼロはとある森の中を歩いていた。森といってもそれほど木は多くなく、割と見晴らしのいい森である。

ゼロ「うーーん、ほんとにこんな森に人住んでるのか?けど、まあ人探ししてあのウェイバーが半額になるんだったら、楽なもんだよな!」



ガサガサ・・・・・・・   


どこかから音がした


ゼロ「!!・・・・あっちの方から音がしたな・・・」  

ゼロは東の方を向き、音のした方へ歩いて行った。




ゼロが歩いてしばらくすると、先の方になにやら動いているものを見つけた。

そして、もう少し近づいてよく見ると、それは人影だった。


ゼロ「お、あいつじゃねぇか?おーい!!」

ゼロは大声でその人影に呼び掛けた。



「!!?」




ゼロ「お、気付いたかな??」

ゼロはさらに近付いた。



「うおーーーーっっ!!!!」



突然、人影がゼロに飛びかかってきた!!



ゼロ「うおおっ!!?」    


サッ!!


ゼロはなんとか後ろに飛んでよけた。

ゼロに襲いかかってきた人影の正体は、獣人であった。

「ぐうううう・・・・貴様、何しにきた??」

ゼロ「俺はウェイバー屋のオヤジにお前を連れてくるよう頼まれたんだ。お前・・能力者だな」


「俺の、名は、カイン。そうか・・・あのオヤジの差し金か・・・いかにも、俺は『クマクマの実 モデル ツキノワグマ』の能力者だ。そう簡単に俺がお前の思い通りに行くと思うなよ?」

ゼロ「はあーーっ・・・どうやらそのようだな。仕方ねぇ、力づくで連れて帰るか。」