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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第79話

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  グレートファイバード 『でやあああっっ、しゃああああっ・・・・・はぁああああっ!!!』

    ザザザギャアアアアアアアン!!!! ギャン、ギャン、ギャシュガアアアアンッッ!!!!

    ディザガシュガアアアアアアアンッッ!!!!

    ドォドドドゴオオオオオオオンッッ!!!!

  シュラ 「ぐおおおおおおお!!!」

  グレートファイバード 『まだまだあああああっっ・・・・!!!!』

    ザギャギャギャギャギャガァァァッッ、ザシュドォガギャアアッッ、ザヴァドォオオオオオオ!!!!

    ヴァギャドォガゴオオオオオオオッッ!!!!

  激しいダメージの余りに、機体の表面の装甲が爆発を巻き起こす。シュラにも容赦なくその衝撃が襲い掛かった。シュラは苦し紛れにトリガーを握り、縦横無尽にビームを撃ち放つ。

  シュラ 「おのれえええええっっ・・・!!!」

    ドォドォドォドォドォドォドォヴィガアアアアアアアアアアア!!!

    ズガドォドドドドドドドドオォウウウウウウウンッッ!!!

  グレートファイバードに直撃するものの、最強武装合体の装甲には雑作もない事だ。更に2体は加速して激突する。

    ゴォオオオオオオオッッ・・・・・ガズドォガオオオオオオオオオオオッッッ!!!!

  すれ違いながらバーニングソードとアームクローの攻撃が交わる。結果、バーニングソードがアームクローを破砕する。

  グレートファイバードは振り返りながらバーニングキャノンを撃ち放った。両肩の砲門から放たれた高出力ビームが突き進む。

  グレートファイバード 『バーニングキャノンッッ!!!!』

    ヴドォドォヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!

    ドォズギャガァウウウウウウウウウンッッッ!!!!

  バーニングキャノンの直撃を受けて、致命的なダメージを受けるヴィラーダロボ02。体制を崩して墜落を始めた。グレートファイバードはこのチャンスを逃さなかった。


       BGM ♪ 「太陽の翼−PREVIEW−」


  グレートファイバード 『チャージ・・・・・アアアアアアアアアアップッ!!!!』

    ヴィギュアアアアアアアアア!!!!

  グレートファイバードの額から放たれる一閃の閃光と共に、炎が足下から巻き上がって上空に集束した。その直後に集束した炎が弾け、閃光が降り注ぐ。その最中、バックより巨大なフェニックスのオーラがゆっくりと浮上する。

  オーラと一体化すると、グレートファイバードはチャージアップされたバーニングソードを振りかぶって加速。高速で突き進みながらゆっくりと上昇していく。

    ギュオオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオオォォォォォォオオオオオォォォォ・・・

  上昇したところから斬りかかる直前、フェニックスのエンブレムがグレートファイバードに宿る。

  その刹那、グレートファイバードは一気に急降下して敵に斬り掛かった。燃え輝く剣が、悪しき敵を斬り砕く。

  グレートファイバード 『バーニング・・・・・スラアアアアアアアアアアッシュッ!!!!』

    ゴッッッッ―――ズドォシュガギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!    
    ギュヴァゴォォォンッッ・・・・・ズドォドォヴァガギャドォオオオオオオッッ!!!!

  斬撃部が爆発した刹那に、全身が大爆発を起こす。だが、その爆発の中から脱出カプセルのようなものが飛び立っていった。

    シュドォオオオオオッ!!

  グレートファイバード 『なんだあれは?!!脱出カプセルなのか?!!』

  その内部にはシュラが乗っていた。これからという機体を失い、彼はものの見事に辛酸を舐めさせられた。

  シュラ 「おのれっっ・・・・この代価、必ず支払ってもらうぞっっ?!!」

  瞬く間に虚空の彼方へと消えていく脱出カプセル。グレートファイバードはホバリングしながら見続けるしかなかった。

  グレートファイバード 『あれも・・・ドライアスの手下ということか・・・・?!』


  10時間後・現在―――


  闘いを終えてきた勇士朗は、澪に見つめられながら二度目の眠りについた。

  澪 「もう寝ちゃったのか・・・・?くすっ・・・こうして見てると闘う時の勇士朗が嘘みたいだな!いつもお疲れ様!」

  澪は寝付いた勇士朗の頭を撫でながら、灯りを消した。闘い終えた一人の勇者は愛する女性の許で安息の時間を得るのだった。




  次の日の土曜。晴れ渡る青空が一面に広がっていた。そんな快晴日和の中、桜高の音楽室からメロディーが響く。放課後ティータイムの金字塔、「ふわふわ時間」だ。彼女たちのウォーミングアップの定番曲だ。唯と澪のダブルヴォーカルで歌う。

  それを聞きながら勇士朗は部室の片隅で蓮のバイト先で買ったコンビニ弁当を食っている。澪の家からそのままの勢いで付き添って来ていた。


                  ♪ 「ふわふわ時間」


                    ・・・・・


  演奏が終わると、続けて「ごはんはおかず」に変わって作った新曲、「ギャザウェイ」の演奏を始める。聞いていた勇士朗達も、新鮮味のある曲調に思わず「お!」となった。


                 ♪ 「Gather Way」



  ヴォーカルの唯の声のメロディーが教室に響き続ける。澪とは対照的のやわらかでふんわりとした声が聞く者の心を癒す・・・が、なぜかこの曲だけは普段よりもカッコいい感じの歌声で歌っている。

  勇士朗 (あー・・・・光が聴いてると癒されてとろけそうになるって言っていたのがわかる気が・・・この歌だけは、なんで歌い方が違うんだ・・・・??)

  サビに来た時にその疑問がなんとなく解消された。


  唯 「GO WITH ME エクスカイザーッッ♪」


  勇士朗 (ああ!!エクスカイザー先輩の歌か!!なんか納得!)

  唯は戦うエクスカイザーのイメージに合わせてこの曲だけは歌い方をちょっと強引に変えていたのだ。


                 ♪ 「ときめきシュガー」


  2曲の演奏が終わり、そのまま「ときめきシュガー」の演奏が始まった。この曲は、以前から澪が作詞して作った曲だ。勇士朗もそのまま見惚れている。

  曲の途中、サビが終わると同時に澪は勇士朗にウインクして見せた。思わずドキッとしてしまう。

  勇士朗 (うぅっ!!今、澪の仕草にスゲードキッとしたぁっ!!!)

  澪 (ふふ!)

  自分の仕草に動揺する勇士朗を見て、澪は嬉しそうに笑みを浮かべて歌う。そんな澪の姿に勇士朗は更にドキッとなる。

  勇士朗 (うぐっ!!自分の彼女ながら可愛すぎる!!!てか、今頃になって付き合えてる実感が麻痺ってキタ・・・こんな最高なコが俺の彼女だなんて・・・!!!)


                    ・・・・・