二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第83話

INDEX|4ページ/5ページ|

次のページ前のページ
 

  轟龍 『っ・・・!!!』

  ジェイデッカー・バーニアン 『くぅ・・・!!!』

  要 「翻弄される・・・!!!こうも接近戦を挑まれてはな・・・!!!」

  接近戦と遠距離戦で攻められる2機。状況の分が悪かった。その時、Uターンしたファイアージェットが全速で舞い戻る。キャノピーハッチから飛び降りる勇士朗。

  勇士朗 「ファイアー・ジェエエエエエエットッッ!!!」


        BGM ♪ 「グレートファイバード」


  声に反応するように、ファイアージェットがファイバードへと急速変形する。光を纏いながら勇士郎が舞い上がってファイバードの胸部に融合する。意志を灯したファイバードは光りを放ちながらファイアーシャトルを召喚する。

  ファイバード 『ファイアーシャトオオオオルッッ!!!』

  光りを放った先からファイアーシャトルが飛来し、各パーツに分裂し、変形を開始する。

  ファイバード 『アーマー・パージッッ!!!』

  両肩、両腕、両脚のアーマーがパージされる。その部分にファイアーシャトルのパーツが稲妻のようなエネルギーに導かれて合体していく。胸に合体したウィングパーツにフェニックスのエンブレムが浮かび、頭部が紅い光りと共に一新変形した。

  グレートファイバード 『最強武装合体・・・グレートファイバードッッ!!!』

  最強の勇者が降臨。これを確認した2機の量産型ヴィラーダロボは、ナギナタのような武装を取り出してビーストロイド02と共に向かった。

    ギュゴゴゴッ・・・!!

  要がこの状況を把握。ジェイデッカー・バーニアンのコントロールレバーを前に押しながら轟龍に指示を出した。

  要 「メカデストリアンと思われる敵はグレートファイバードに一任!!残りのロボット4機を二手に別れて撃破するんだ!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『わかりましたっ・・・!!!』

  轟龍 『任務了解・・・!!!』

  丈 「一気に蹴散らすぞっっ、轟龍!!!」

  ギュゴッと急速離脱する2機。同じ高度に達したヴィラーダロボ・タイプBにそれぞれの火器を撃ち放った。

    ズドォドォゴバギュァアアアアアアアアアアアア!!!

    ディディディギイイイイイイッッ!!!

  だが、タイプBにはディフェンスフィールドが装備されており、攻撃を遮断する。

  ジェイデッカー・バーニアン 『攻撃が弾かれた??!』

  轟龍 『バリアーか・・・!!!』

  丈 「バリアーなら、容赦なくこちらのエネルギーを上げてやるッ!!!」

  要 「よしっ!こちらもそうさせてもらおうっ!!吉崎、ウェポンの出力を!!」

  吉崎 「了解!!JXランチャー、JXバスター、エネルギー280%に設定!!」

  丈 「あれほどのバリアーだ・・・この数値なら吹き飛ぶだろう!!」

  轟龍のバスターキャノンの数値は、同じく280%まで上昇させられた。2機はそれぞれの銃口を量産型ヴィラーダロボに向けて構えた。

  量産型ヴィラーダロボはビームランチャーを撃ち続ける。それぞれの2機はかわしながらロック・オンスコープを合わせていく。

    ヴィギュドォドォドォドォドォドォドォォォ・・・・

  丈 「ターゲット、ロック・オン!!」

  丈が先にターゲットをロックオンした。不敵な笑みを浮かべてトリガーを引く。

  丈 「吹っ飛べっっ!!!」

  轟龍 『・・・粉砕する!!!』

    ヴヴヴィィィ・・・・ズヴァドォグヴァアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!

  バスターキャノンの銃口からもの凄い勢いで紅い高出力エネルギーのビーム過流が撃ち出された。

    グヴァアアアアァ・・・・ディギイイッ、ヴァズドォシャアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!! ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオンッッ!!!!

  一瞬、エネルギー過流がシャットアウトされたが、次の瞬間にはバリアフィールドを粉砕し、一気に2機をかき消す。ジェイデッカー・バーニアンもその隣で必殺技を見舞う。

  要 「ターゲットロックッ!!!フルチャージングッ!!!」

  トリガーを握り、エネルギーをギリギリまで充填させる要。その間にモニターのロック・オンマーカーがターゲット照準を修正していく。

  充填率がMAXに達した時、要はトリガーを離して、ターゲットを狙い撃つ。

  要 「ここだっ!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『ツイン・ブラストッッ!!!!』

    ズヴィドォドォヴァルゥガアアアアアアアアアアアアアァッ!!!!

  最大出力でJXランチャーとJXバスターを同時に撃ち放った技が。

    ヴュギュドォゴヴァズズゴオオオオオオオオオオオオオオッ・・・・ヴァズズヴァガシャアアアアアアアアアアアッッ!!!!

  4機の量産型ヴィラーダロボは、地球の超AIロボットによって駆逐された。夜の街の上空に咲く爆炎の華。銃口を向けながらホバリングする2機はこれに照らされた。

  一方でグレートファイバードに向かい来るD‐38と2機のUFOロボ。ビームランチャの攻撃と硫酸液弾の攻撃が撃ち込まれる。だが、俊敏な動きで一切がかわされる。

  擦れ違い様にビーストロイド02はカマの攻撃をグレートファイバードに見舞う。  

  ビーストロイド02 「ギャギイイィイイッ!!!」

    ズガシュウウウゥウウンッッ!!!

  胸部に直撃を受けた。だが反動で動いただけであり、ダメージの様子は無かった。それに続くように2機のヴィラーダロボがナギナタ状の武装で斬りかかる。その刹那、バーニングシールドを召喚して受け止めた。

  グレートファイバード 『――――バーニングシールドッ!!!』

    ヴィギュァアアアッ・・・・ガシィッ、ズディギャギャガアアアアアッッ!!!

  攻撃を受け止めながらバーニングソードの柄を抜き取るグレートファイバード。

  グレートファイバード 『バーニングソードッッ!!!』

  フレイムブレスターを模したツバのレンズが光り輝き、バーニングエネルギーが実体剣を形成させる。オレンジ色に燃える刀身が姿を見せた。

  グレートファイバード 『はぁあああああっっ!!!』

    ガゴオオオオオオオンッッ!!!

  気迫でバーニングシールドを押して量産型ヴィラーダロボ2機を圧倒する。その背後からビーストロイド02が高速で接近する。

  ビーストロイド02 「キギャアアアアア!!!」

  一瞬上昇し、真上から両方の刃をグレートファイバードに向かって振り下ろす。

    シュゴオオフォオオオン・・・!!!

  だが、中る寸前でグレートファイバードはこれを瞬間移動するかのようにかわしきった。同時に量産型ヴィラーダロボの1機の背後を捉える。

  グレートファイバード 『であぁああああああっっ!!!』

    ズディギャガズシュウウウウウウンッッ―――

    ヴァズドォグギャガアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!