二話:所有者様学園長と新しい任務
「学園長、拓也です。」
「おお!拓也か!!降りてこい!」
「・・・はっ」
相変わらず元気なじじぃだなぁー。←
はい、今の会話で疑問に思った方!貴方の疑問は正解かもよ?
だって普通に行くなら廊下に居るわけだから 入ってこい だろ?
でも学園長は 降りてこい って言った。もう分かったよねー?私今天井裏に居ました☆
いやぁー・・・天井裏から降りてくるのには大事な理由があってねぇー・・・
え?理由?そりゃ・・・その方が カッコイイ からさぁ!(どやぁ←
いや、それ以外むしろ理由無いですけど何か?(^o^)
んじゃ、降りるかーw
「ヘムヘム!」
「うん、ただいまヘムヘム〔ニコ(うぎゅぅううぁぁぁあああ!!モフモフかぁいいよぉおおお!!」←
「ヘムム!」
「あぁ、ありがとう。」
あ、今の会話分かりました?私?当然分かってますよ。なんたって‘補正‘がありますからwww
いやぁー、補正って便利ですよねー!私前 動物の言葉が分かる という情報を更新するまで
ヘムヘムの言葉からっきし分かりませんでしたから!
なんで以前ヘムヘムが私に慰めろと言わんばかりぎゅーぎゅー抱きついて、
「ヘムヘム、ヘムヘムヘムー」とか言われた日にゃ萌えよりも ホワット? っていう
困惑しかありませんでしたからね!(いい笑顔
まぁ、その時高速で画面立ち上げて更新したんでヘムヘムの言った事理解出来ましたけど・・・
(何でもヘムヘムが大事にとっておいたお饅頭を学園長が食べてしまったらしい・・・
学園長マジ許すまじ。ぜってぇプロになったらフルボッコにしてやる。)
あ、ちなみに今の会話はー・・・
「ヘムヘム!《おかえり!》」
「うん、ただいまヘムヘム〔ニコ」
「ヘムム!《お茶飲んで!》」
「あぁ、ありがとう。」
てなカンジです。いやぁー、ホント補正って便利だわw
てか、ヘムヘム可愛いわぁー相変わらずお茶は美味しいし・・・あぁー、旨っ。
もうヘムヘムお嫁においで。私一生面倒見るよイヤマジでwww
この際擬人化有りとかさせてみちゃう・・・?
…やめとこ。色々面倒になるし・・・。(タッキーとかミキテーとか孫ちゃんとか…(遠い目
「ヘムヘム、ワシにもお茶をくれぬか。」
「ヘム!」
「ありがとう。・・・して、拓也よ。」
「はい。」
「‘アレ‘はどうなったかのぉ?」
「あぁ、アレですか。抜かりはありません。ちゃんと‘片付けて‘おきましたよ。全て・・・」
「そうか、そうか。ちゃんと片付けてくれたか。…にしても、おぬしは不思議なヤツじゃの・・・」
「・・・」
「普通は片付けを‘自らしたがる者‘は少ないというのに…しかも生徒であれば得にの・・・」
「少しでも皆に掃除から遠ざけるためですよ。」
「ふむ、しかしのぉ…」
「分かっています…これは私の自己満足です。
そして、これが彼等の為にならないのは十分分かっています。でも、彼等には・・・もう少しだけ・・・此処に居る間だけでも平穏で居て欲しいのです。」
これは本当、私はこの世界に来て世界の残酷さを学んだ。
飢えに苦しみ、生きる為に人を殺め、・・・そして、愛する者との決別。
でも此処には、そんな気配がこの世界でもっともその事忘れさせてくれるような、
暖かく心地いい春の陽だまりのような場所だ。これから忍びとして成長していく
者達の為にも私は此処を守り、そして巣立って行く者達の為にせめて平穏な生活をして欲しいのだ。
まぁ、結局は私のエゴなのだけど・・・うわぁぁぁあああ私シリアス似合わねっぇええええええ←
「止めても・・・無駄なのじゃな。」
「はい。」
「ならば、仕方あるまい。おぬしの好きにするがよい。」
「ありがとうございます。」
「その代わり!!!」
「(うお!?)…はぃ?」
「ムリをするで無いぞ。確かに此処の生徒はワシの可愛い生徒じゃ。
そやつ等に汚い仕事はさせたくなど無い。故にワシはおぬしには感謝しておる。
だが忘れるでは無い、おぬしもワシにとっては可愛い生徒なのじゃ。拓也。」
「っ…はい、ありがとうございます。」
あ、ヤバイ泣きそう。感動で泣きそう。マジ大川学園長先生神だわ。
じじぃとか言ってさぁーせん←
てか、心配してくれるのは正直言ってめっちゃ嬉しいよ?
嬉しいけど実際私殺しとかそーゆうのに対して何も感じないんだよね。
だから心配ガチで無用というかなんと言うか・・・嬉しいけど余計だからヤメテ?wみたいな?
つか、だってあれじゃん?だって所詮此処って‘二次元‘じゃん?
まぁ私が介入したせいであっちこっちコロコロ変わっちゃってるし、
仲良くなった人達やその人達の関係者はみーんな私にとってはちゃんと存在してる人だけどさぁー…
他の人ってただの‘モブ‘じゃん?この学校を確立させる為の
ただの道具に感情なんか無用でしょ?
なんだっけこーゆうの…?め○かボッ○スの安心○さんだっけ?
自分が完璧すぎて現実と思えなくなって、此処って所詮二次元でしょ?ってカンジになって
なーんにも感じなくなっちゃうあのカンジ?とにかく今の私ってソレに近い物があるんだよね。
だって、私この‘世界の所有者‘な訳だし?イヤでも完璧な存在になれるし、実際二次元だし。だから、此処で起こってる事とかも何も思わないのが現状なんだよねぇー・・・あ!
でもアレだよ?嬉しい事とかはちゃんと現実って思いますよ?!リアルって感じてますよ?!!
てか、二次元という一くくりに纏めたくないしっ!!!!(力説乙
作品名:二話:所有者様学園長と新しい任務 作家名:parumu