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魔導騎士ショウ

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緑色の騎士が二人に問う。

「わかっているさ。リリス、この俺、ドレインに任しとけって」

自慢げに灰色の騎士が言う。

「来たぞ…」

青い騎士、ルートが静かに目を開ける。

「あ、なのは、あれ」

「うん。管理局、スターズ隊隊長高町一等空尉です。ただちに武装を解除してください。」

なのはは彼らに警告した。


「おい、リリス、白は白でも違うじゃねーか。」

ドレインはなのはを見て残念そうに語る。

「おかしいなぁ、カリス様の情報が違うかったかな?」

(なのは、何か別の目的があるみたいだね。)

フェイトが念話でなのはに話し掛ける。

「武装を速やかに解除しないと砲撃する許可が管理局より出ています。」

フェイトとアイコンタクトを取るともう一度なのはは交渉をする。

「だってよ、どうする?ルート」

ドレインはルートに話を持ちかけた。

ルートは静かに目を閉じ、そして目を開いた。

「無論…解除はしない…」

「はいよ」

「了解〜」

その瞬間三人は散らばった。

「先ずはお前からだ管理局の白魔導師!」

なのはにドレインが襲いかかった。

「レイジングハート」

『protect』

ピンク色の魔法陣シールドで受け止める。

「なのは!」

フェイトが二人に割って入ろうとした瞬間、目の前に青い騎士、ルートが現れる。

「金色…お前の相手は私だ。」

「く!」

緑色の騎士はもう一人と連絡をとっていた。

「ラスト、聞こえる?」


機動六課本部周辺

黒い騎士が飛んでいる。

「ああ、何だ?リリス。」

「白は白でも、こっちは外れだったんだ。てなわけでそっちから見つけ出して、ほかは殺していいから」

「了解」

黒い騎士は僕らがいる本部を狙いにきた。

司令室

「接近する熱源あり!オーバーSランク魔導師です」

シャーリーさんがはやてに伝える

「やっぱりきたか、予想通りやね。そやけど、あいにく一度したミスは二度としない…それが機動六課や。現場ディフェンサーええか?」

「了解…」


機動六課本部空域



黒い騎士が機動六課本部に向かい向かっていた。

しかし途中に二人の人影が見えた。

「ん?」

ラストは停止した。

ラストの前にはピンク色の髪の騎士、赤色の幼き騎士の姿があった。

「管理局、機動六課所属、シグナムだ」

「同じくヴィータ」

ラストはニヤリと笑い

「ラストだ」

シグナムたちに名乗った。

「ではラスト、ただちに武装を解除し、投降しろ」

シグナムはラストに向かい、交渉を行う。

「断る」

「シグナム!」

「ヴィータちゃん!」

二人の近くにいる人形サイズの人間(?)が二人に近づく


「融合騎か…」

「アギトだ。」

「リィンです!」

赤い融合騎がアギト、白い融合騎がリィンーフォース?と言うらしい。

「でわ行くぞ!ユニゾンイン!」

アギトがシグナムにリィンがヴィータにそれぞれユニゾンする。

二人の姿にわずかだが、白くなる。

「行くぞ、レヴァンティン、アギト!」

「リィンも全力でな」

「はいです!」

各地で今、激しい戦いが始まった。

そして僕は…












第6話 覚醒する力-後篇-

ぶつかり合いはしょうがないのかもしれない。

私が初めて出会った悲しい目をした女の子。
彼女と私も初めはぶつかり合った。

私が彼に伝えたかったのはケンカしちゃダメとかそういうわけじゃないんだ。

小さなすれ違いが起こったけど私は彼を信じてる。

魔導騎士ショウ始まります。

Byなのは




パチン!

「っ、何すんだよ、高町!」

「市原君…なんで叩かれたかわかる。佐藤君のことだよ?」


出会いは突然だった。なのはと出会ったのは中学時代。

当時の僕は、友達なんかいらない、そう思っていた。

そして最初に話しかけてきたのは、茂、佐藤茂だった。

けど僕はなれ合う気はないと、冷たく言い放った。

そしてケンカになり、そのことをしったなのはが、僕にビンタをした。


パチン!

「っ!何すんだよ、高町!」

「市原君…なんで叩かれたかわかる?佐藤君のことだよ?」

僕は当時なのはにつっかかった。

「勝手だろ。僕に、僕に友達なんて!誰も僕のことなんて!」

「わかんないよ…誰も他人のことなんて、最初は」

その言葉に胸が何故だか苦しくなったことを今でも覚えている。

「だから言葉に表現することは大切なんじゃないかな?市原君は佐藤君のことわかろうとしたの?」

「それは…」

言葉が出なかった。








ふと目が覚めた

夢か…そういえば中学時代、あんなことあったけ、

あれがきっかけで茂やなのはたちと仲良くなったんだっけ。

「あれがなかったら、そういえばなのはのあの時の目…」

ミッドチルダ上空

「ディバイン…バスターァァァァァ」

『ディバインバスター』

なのはの直射砲がドレインに襲いかかる。

しかしドレインはなんなくよけた。

「確かに強力だが、当たらなきゃいい話じゃねーか、N1」

『イエッサー』

ドレインは間合いを詰めて切りかかる。

「く!レイジングハート!」

『all right』


金色と青色の閃光がぶつかり合う。

『sonic form』

「てぇやぁぁぁぁ!」

「はぁぁぁぁ!」

激しくぶつかり合う。

二人共間合いをとると

会話を始める。

「やるな金色」

「今なら、まだ間に合います…」

「投降はせん!」

再び戦闘行動を開始する。

「シグナムと似てますね。あなたは…」

「シグナム?ふっ、一度あってみたいものだ。N2!」

フェイトにルートの技が襲いかかる。

「ジェット・ザンパー!」

フェイトも大技で技を相殺した。

「まだだ、まだ終わらん!」

再びフェイトとルートが激しくぶつかり合う。

「あなたちの話は管理局がちゃんと聞くから」

なのはがドレインに話しかける。

「うるさい!管理局はどいつも一緒だ!」

ドレインは聞く耳を持たない。

「N3…」

『イエッサー』

緑色の騎士、リリスから無数弾が放たれる。


「!」

『アクセルシューター』

なのははレイジングハートを構え。

同じく無数弾を打ち込み相殺させる。

(リリス、何だよ急に)

(ごめんごめん。でも相手は一応管理局のエースオブエース。油断はできないよ)

(二対一…、フェイトちゃん)

(なのは、このままじゃまずいよ。)

二人が戦いながら念話で会話を始めた。

(うん、本部も心配だし、シグナムさんやヴィータちゃんも心配だし)

(地上はエリオたちがなんとかしてるはずだけど、でも…)


地上


「はぁぁぁ!ディバインバスター!」

スバルが拳でガジェットをつぶしていく。

「クロスファイヤー…シュート!」

ティアナは各隊員をバックアップする。


「キャロ!」

「うん、フリード」

「フギャー」

フリードの攻撃とエリオが合わせる。

二人のコンビネーションを見せる。

(ティア、なのはさんたち大丈夫かな)

(人の心配よりこっち優先!各個各戦に応戦!)

(了解!)


作品名:魔導騎士ショウ 作家名:天道 一