新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第87話
達に呼びかける。
吉崎 「何これ??無人機だったの?!!みんなっ、敵機は無人機だった!!!遠慮なく攻
撃しちゃっていいわよ!!!」
舞人・要・丈 「――――!!!」
ドォドォオドォドォウウウウウウウウウウウウッッ!!!!
次に襲い掛かるビーム。前に飛びかかるようにかわしながら飛び立った彼らは、個々に反撃
に転じた。
轟龍が勢いよくバッとバスターキャノンの銃口を向け、紅いビーム過流を撃ち飛ばす。
轟龍 『フンッ・・・!!』
丈 「潰すっっ・・・!!!」
ドォヴァアアアアッ、ドォヴァッ、ドォヴァッ、ドォヴァアアアアアアアアッ!!!!
ズゥドォズンッッ、ドォドォッッ、ヴァズドォゴアアアアアアアアッッ!!!!
二発が一部の脚を破壊。一発が本体の装甲を射抜き、最後の一発が本体を叩き潰すかのごと
く消し飛ばした。
ジェイデッカー・バーニアン 『おおおおおおおお!!!!』
要 「遠慮は要らないっ・・・・・!!!」
ヴヴァドォズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!
ヴァドォズガゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ・・・・・!!!!
ガギャンと構えられたJXランチャーとJXバスター。ジェイデッカー・バーニアンが放っ
た二つのビーム過流がクモ型ロボットをかき消す。
舞人はグレート動輪剣の専用ディスプレイモニターを見ながら出力を280%まで上げた。
鍔の車輪が高速回転し、グレート動輪剣の刀身がエネルギーで光り始める。
舞人はレバーを押し込みながら、グレートマイトガインと共に突っ込んだ。片手で振りかぶ
られるグレート動輪剣。
舞人&グレートマイトガイン 『はああああああああああ!!!!』
ギュゴオオオオオオオオォォ・・・・ザダガギャズウウウウウウウウウウウッ!!!!
横一閃にすれ違いながらグレート動輪剣の刃が敵機を撃断。その背後で爆発を起こす。
ドォガグズズドォオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!
敵機たちは破壊された。だが、その直後に彼らを操っていた本体のロボットが現れた。サソ
リ型の巨大ロボが港から上陸したのだ。あの特徴的な尾の先端からビームが発射される。
ズドォッ、ズドォッ、ズドォバアアアアアアアアアアッッ!!!
ディギャダッ、ディガギャッ、ディドォガアアアアアアッッ!!!
舞人 「新たな敵?!!あれがクモロボット達のボスか?!!」
グレートマイトガイン 『恐らくなっ・・・・舞人、生体反応はあるのか?!』
舞人 「ああっ・・・今調べるっ・・・!!」
舞人が敵機の生体反応を調べる為の操作をし始めた時、素早い操作で吉崎が調べ始める。吉
崎は舞人達に戦闘に集中するよう促す。
吉崎 「新たな目標のデータは私が調べるっ!隊長たちは戦闘に集中してていいわ!!」
要 「ああ!!頼むっ!!武装を破壊するぞ!!!」
ギュドォドォドォオオオオオオオオ!!!
3機が一斉に敵機に向かって飛び立つ。サソリ型の巨大ロボットは、両腕の先端がガトリン
グ砲になっている腕をかざした。尾のビーム砲と連動してそれをぶっ放した。
ドォバアアッ、ドバァッ、ドォバッッ、ドォバアアアアアアアアアアアッッ!!!
ヴァドォルルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥッ!!!
ディガドドッドドドドドヴァダガガガガガララララアアアッッ!!!
街の建造物が無残にも砕け散る。その攻撃は止むことはない。
ドォドォドォドォルルルルウゥゥゥゥ・・・・ドォバッ、ドォバッ、ドォバァッ!!!
計八本のレッグユニットを動かしてサソリロボットは進撃する。その間に及ぶ市民の被害は
甚大なものになっていた。
超AI勇者3体は即効で武器破壊のアタックをかけるために加速する。
ドォドォドォオオオオオオオオッッ・・・・
要 「被害の広がり方が早いっ!!!あの一帯だけでもかなりの被害だっ!!!一気に飛び
込むぞ!!!俺とジェイデッカー・バーニアンは両腕を破壊する!!!丈は急所を外しながら本
体をっ!!!舞人は尾を破壊してくれ!!!」
舞人 「OK!!了解ッ!!」
丈 「ふんっ・・・!!」
3機が敵機に急接近する。するとこれに気づいたサソリロボットが彼らに攻撃を開始する。
ドォヴァルルルルルルルルルゥゥゥ・・・ドォオオオ、ドォオオ、ドォオオオオ!!!
ジェイデッカー・バーニアン 『中らんっっ!!!はぁああっ!!!』
ディギュオッ・・・バシュバシュウウウッ!!! ジャジャキンッッ!!!
持ち前の機動性で攻撃を軽くかわすジェイデッカー・バーニアン。同時にJXランチャーと
JXバスターを構える。ロックした敵機の両腕に銃口を向けてビーム過流をぶっ放す。
要 「アームユニットロックッ!!!」
ジェイデッカー・バーニアン 『シュートォオオオオオッ!!!!』
ドォズドォギュヴァアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!
ドォダギャガヴァシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!
エネルギー過流に斜め上から叩き潰されるように両腕が吹っ飛んだ。間髪入れずに轟龍のバ
スターキャノンの紅いビームが連続で本体に直撃する。
轟龍 『全て中てる・・・・!!!』
ドォズヴァッ、ドォズヴァッ、ドォズヴァッ、ドォズヴァアアアアアアアアッ!!!!
ディガァンッッ、ドォズガンッッ、ガギャドォアアアッ、ヴァドォズウウウッ!!!!
ドォガガギャアアアアアアンッ!!!!
直撃部が爆発の炎を巻き起こした。そしてグレートマイトガインがビームをかわしながら尾
に突っ込む。
ドォズウウウウウウッ、ドォズウウウウウッ、ドォズウウウウウッ!!!
グレートマイトガイン 『であああああああああっっ・・・・!!!!』
加速力を付加させたグレート動輪剣の一撃がビームユニットに直撃する。
ギュゴッッ―――――ザァダギャシャアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!
武器を破壊し、敵機が満身創痍と成った。その時、吉崎が解析したデータを叫ぶ。
吉崎 「この敵機も無人機ですっ!!生体反応はありませんでした!!!」
要 「何?!!じゃあ、まだこれを遠隔操作している犯人がいるのか?!!」
その間に口と思わしき部分からビーム砲を放った。ビームが街を統べる。
ドォバオオオオオオオオオオオオ!!!
ズズズズドォガアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!
事態を知った舞人は遠慮することなく、グレート動輪剣のシステムライザーを発動させる。
BGM ♪ 嵐の勇者−PREVEW−
舞人 「っ・・・とにかくこいつを排除することが先決だっっ!!!グレート動輪剣、シス
作品名:新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第87話 作家名:Kブレイヴ