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Ib ~とある美術館での物語(2)~

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「そうなの。・・・でとりあえずさ、ここから出る方法を探さない?こんな気味の悪い場所にすっといたらおかしくなっちゃうわ。それに子供一人じゃ危ないからね、アタシが一緒の方が安全でしょ?」

「・・・うん、お願いします。」

「よし、それじゃ行くわよイヴ!・・・とその前に」

そう言ってギャリーは花瓶の前に行くと、

「この花瓶はなにかしら?水が入ってるけど・・・」

「その花瓶は私が来た時からあったよ」

「そう・・・、花瓶なんだから花を入れるものなんでしょうけど・・・、もしかして・・・」

そう言うとギャリーは持っていた青いバラを花瓶に入れた。

花瓶に入れた青いバラは初め何の変化もなかったが、すぐにちぎれたと思われる花びらのところに新しい花びらが生えてきていた。

「・・・なるほど、この花瓶はこうやって使うのね」

言いながらギャリーは自分のバラを見ていた。