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Ib ~とある美術館での物語(2)~

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「机の上のものはなんだろう?ここからだとよくわからないね」

「そうね、ちょっと机の方へ行ってみましょうかイヴ」

「うん、でも・・・キャンバス台が邪魔で通りにくい・・・」

「確かにね・・・」

なんとか机のところへたどり着くと机の上にあったのは目薬のようだ。

「こんなところに目薬・・・なにに使うのかしら?」

「うーん・・・、もしかしてさっきギャリーが言ってた充血してた目に使うのかな?」

「んー、まあ・・・それくらいかしらね使えそうなのは・・・。それじゃ戻ってみましょうか」

そう言って私達は最初の通路へ向かった。