二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語(2)~

INDEX|25ページ/31ページ|

次のページ前のページ
 


「ほら、見付けてきたわよ」

「ああ、なんと本当に見付けてくれるとは、本当にありがとうございます」

「見付けられて本当に良かったねギャリー」

「そうね。ところでこの指輪はどうしたらいいのかしら?直接渡すことなんてできそうもないけど」

「指輪でしたら花嫁の指にはめてください」

「え?花嫁って花嫁も絵のなかでしょ?」

「あ、私の言っている指と言うのはあなたの後ろにある置物のことです」

「後ろの・・・ああ、そういうことね」

そう言ってギャリーは後ろに置いてある置物を見つめた。

「でも、指輪って花婿が花嫁にしてあげるものじゃなかったかしら?」

「普通はそうでしょうけど残念ながら私は絵から出られないので・・・」

「あ、そうなの。んーアタシがはめてもいいけどなんか悪いし・・・、そうだ!イヴやってみない?」