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Ib ~とある美術館での物語(2)~

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ドアのところへたどり着くと私は急いで鍵を使ってみた、ドアの鍵はガチャリと音を立てて開いた。

ドアの鍵が開いたのを確認した私は女の人に追い付かれる前に部屋の中へ素早く入りドアを閉めた。

ドアを閉めてすぐに反対側からドアを叩く音と女の人の「開けなさいよ・・・ここを開けなさいよ・・・」という声が聞こえたが、しばらくして諦めたのかドアを叩く音も女の人の声も聞こえなくなった。

そのことにほっとした私は今いる部屋を見渡した。

部屋は横長の長方形となっていた。

私が入ってきたドアは部屋の真ん中に位置していて、他にドアは私から見て左右に進んだ先にそれぞれ一つずつ赤いドアがあった。

部屋の中央には机が一つあり机の上には水の入った花瓶が置いてあった。