二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語(3)~

INDEX|12ページ/23ページ|

次のページ前のページ
 


だが、ドアの先は行き止まりとなっていた。

更に行き止まりよりも悪いのは、マネキンの首、首のないマネキン、絵から上半身を出した女の人が待ち受けていた。

私は急いで戻ろうと入ってきたドアを開けようとした。

だが、またもやドアは開けることが出来なかった。

(なんで?さっきは開いたのに・・・)

焦っている間にもマネキン達はゆっくりこちらに近付いてきた。

(早く!早く開いて!)

しかし、私の願いとは裏腹にドアは開かない。

もう怖くて後ろも振り向けず私はひたすらドアノブを回した。
すると、

ガチャ


と音がしてドアが開いた。

(急いでこの部屋から出ないと)

そう思って部屋を出ようとしたとき急に肩を誰かにつかまれ、

「つかまえた・・・」

と声が聞こえた。