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Ib ~とある美術館での物語(3)~

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部屋の中には大きな鏡があり、その鏡の右側には本棚、左側には張り紙があった。

「これなんて書いてあるのギャリー?」

「えっと、『作品にはお手を触れぬよう お願いいたします。万が一備品や作品に何らかの損害を与えた場合はあなた  を持   賠 させ  ます。』・・・って所々文字が抜けてるじゃない」

「でも、何となくはわかったね」

「そうね、この張り紙通りだとむやみにここにあるものを壊したりしない方がいいみたいね。さて、次は本棚を調べてみましょう」

本棚には様々な本が収納されていたのでイヴと手分けして調べることにした。

しばらく調べていると一冊の日記帳みたいなものを見付けたので中身を見てみると、

『楽しい毎日』
『美術館はちょっと不気味な遊園地、おかしなものがたくさんあるのよ』
『ここで遊んでいるとあっという間に一日が終わってしまうの』
『とっても素敵でしょう?だからあなたもここにいれば?』
『大丈夫、みんながいるから』
『ほら、この鍵でみんなに会いに行ってよ』

と書かれていて最後のページには鍵には星のマークが描かれた鍵が挟んであった。