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Ib ~とある美術館での物語(3)~

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「こっちの本棚には特にめぼしいものはなかったわね、そっちはどうイヴ?」

「こっちも特になかったよ」

「そう・・・、ここにはなにもないのかしら・・・、しょうがないからさっきの部屋へ一端戻ってみましょう」

そう言って私は部屋を出ようとした。だが、

「あら?開かないわね・・・、イヴ鍵閉めた?」

「閉めてないよ」

「え・・・、じゃあなんで開かないの?」

私がそう言い終わるのとほぼ同時に


ドン!ドン!ドン!


とドアをノックする音がした。

「な、なにこの音・・・外から?」

そう言っている間にもドアをノックする音は絶えず外から聞こえていた。

「ドアの前に誰かいるわ・・・、イヴ・・・注意して」

「う、うん・・・」