二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語(4)~

INDEX|10ページ/27ページ|

次のページ前のページ
 


―ギャリーサイド―

「・・・」

イヴとメアリーに目の前のツタを壊せる道具があるかを見に行ってもらってからしばらく待ったが二人は戻ってこない。

(・・・遅いわね、何かあったのかしら)

「イヴ!メアリー!聞こえたら返事して!」

私は二人が入っていったドアに向かって叫んだ。

しかし、ドアの方から返事はなかった。

「駄目ね・・・。あぁ、やっぱり二人だけで行かせるんじゃなかった・・・!どうしましょ・・・」

目の前のツタは石でできているようで素手ではもちろん、今私が持っているライターでは燃やすこともできない。

「・・・もう一度さっきの部屋調べてみようかしら。」

(・・・あんまり入りたくないけど)

私は小さくため息をつくとさっきの部屋まで戻った。