二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語(4)~

INDEX|9ページ/27ページ|

次のページ前のページ
 


「びっくりしたー・・・」

「そうだね、でも今のうちにギャリーのところへ行こ」

だが私達がドアの前へ行ってみるとそこにはマネキンが数体ドアを塞ぐように並んでいた。

「な、なんで移動してるの?さっきは別の場所にあったよね?」

「まさかさっき停電している間に動いたの?」

「とにかくどかそう!イヴ!」

「うん、わかった」

「それじゃ押すよ?せーのっ・・・!」

メアリーのかけ声に合わせてマネキンを押すが重くてまったく動かなかった。

「はぁ・・・、だめだわ・・・ビクともしない・・・」

「いつもならギャリーが動かしてくれるんだけどね・・・」

「イヴどうしよう・・・、出られなくなっちゃった」

「うーん、どうしよう」

「・・・仕方ないからこっち行ってみようよイヴ」

メアリーは入って来たドアとは別のドアを指さして言った。

「・・・そうだね。それにもしかしたら別の道があるかもしれないし」

「それじゃ、行ってみよ」

こうして私達は先に進むことにした。