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Ib ~とある美術館での物語(4)~

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それでも無視し続けて歩いて行くとドアが見付かった。

しかし、ドアの前には今までさんざん見てきた不気味な人形が通せんぼするかのように置いてあった。

「・・・一体どこまでついてくんのよ。もういい加減にして!アンタの相手をしてるヒマなんてないのよ!!」

私は人形に向かってそう怒鳴ると人形をドアの前からどかした。

(こういうのには関わらないのが一番だわ)

人形をドアの前からどかした私はすぐにドアを通って次の部屋に移動した。

移動した先の部屋にはドアが三つあり、壁には絵が数枚飾ってあった。

「さて、この中で先に進むドアはどれかしら?」

そう言いながら三つあるドアの内の一つを開けようとドアノブに手を乗せると、

「冷たっ!なにこれ!?」

そのドアはドアノブが異常に冷たかった。