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Ib ~とある美術館での物語(4)~

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「さて、もうここには用はないしさっさと出ましょ」

私は部屋を出ようとドアを開けようとした。

だがドアに鍵が掛かっているらしく『ガチャガチャ』と音を立てるだけでドアは開かなかった。

「え?うそ・・・なんで!?」

私がこの部屋に入ってから一度も鍵を掛けていないはずなのになぜかドアは開かなかった。

どういうことかと思っていると扉に文字が出てきた。

扉には、

“ねぇ、たからさがししようよ。だれがカギをもってるかな?”

と出ていた。

「なんですって・・・」

このたくさんある人形の中から鍵を持っているやつを捜せということなのだろうか。

私が部屋を見回していると急に、

ゴーン、ゴーン

と鐘の音が聞こえた。

「な、なに!?今度はなんなの!」

私が言い終わると同時に今度は部屋の明かりが青色に変わった。