ポケモンBW~最強トレーナーへの道~
「よし!じゃあこれを。」
俺がそう言ってモンスターボールを置くとヒナがスイッチに触れる。
カチッ!ポンッポンッポン!ブウウゥン!
「やった!ラルトスゲットだぜ!」
「わ~!おめでとう!」
「いいなぁ~ブラック。」
「確かにうらやましいね、僕も早くポケモンがほしいな・・・」
「おめでとうブラック君。このラルトスは君の始めてのポケモンだよ、大事にしてあげなさい。」
「はい!出て来い!ヒナ!」
「ラ~!(は~い!)」
「これからよろしくな、ヒナ。」
「ラー!(まかせてよ!)」
「私たちもよろしくね?ヒナちゃん。」
「僕も、これからよろしく。」
「私も~!よろしくね!ヒナちゃん♪」
「ラ~!(よろしく!)」
こうして俺の始めてのポケモンバトルが終わったのだった。
第二話幼馴染っていいですね?
どうも、ブラックです。
ヒナを仲間にして二年たちました。
その間に家の両親が、
「父さんなぁ、ホウエン地方の会社に行かなきゃ行けなくなったんだけど・・・」
「私は父さんが心配だからついて行きたいんだけど、ブラックはどうする?」
「俺は皆と離れたくないかな?」
「じゃあここに残るかい?」
「残っていいの?」
「ブラックならそう言うと思ってね、けど、旅立つ時には連絡してくれよ?」
「解ったよ、父さん。」
とのことで、絶賛一人暮らし中です。
寂しくはないですよ?ヒナもいますし。
それに・・・
「ブラック~!遊びに来たよ!」
「ブラック君!やっほ~♪」
「メンドーだけど遊びに来たよ。」
「皆いらっしゃい、何もないけどあがってよ。」
「「「お邪魔します。」」」
こうして皆も遊びに来てくれるから賑やかで楽しいです。
「ねぇねぇ!なにしようか?」
「そういえば皆はお昼は食べてきたの?」
「あ、そういえば食べてない。」
「私も食べてないからお腹すいたよ~」
「僕も食べてないね。」
「じゃあ、先にお昼にする?」
「「「賛成(!!)。」」」
「じゃあ今から作るから、少し待ってて。」
「え?今から作るって、ブラック料理できるの?」
「うん、まあ一人暮らしだから。」
「へぇ~!すごいねブラック君!」
「確かに、僕も簡単な料理くらいは覚えようかな?」
「私はお母さんの手伝いしてるから少しは作れるよ!」
「そうなの?じゃあホワイト、少し手伝ってくれるかな?」
「え、う、うん・・いいけど。」
「え?もしかして嫌だった?」
「そんなことないよ!」
「うわ!びっくりした~」
「あ、ごめん・・・」
「いや、大丈夫だよ。じゃあ手伝ってくれるかな?」
「うん、わかった。」
「僕達もなにか手伝おうか?」
「私もできることなら手伝うよ!」
「じゃあ、二人でお皿並べてくれる?確かスパゲッティのパスタが残ってた筈だから、ミートソースにするけどいい?」
「うん大丈夫だよ。」
「私も~!」
「僕も大丈夫。」
「ラ~?(私の分は?)」
「ヒナの分はポケモンフーズで作ってあげるからまってて。」
「ラ~♪(わかった♪)」
「じゃあ作りますか!」
まずはお鍋に水を入れて、火にかけて。
「この間にミートソースを作ろう。」
「何か手伝うことある?」
「じゃあ、タマネギをみじん切りにしてくれる?」
「わかった。」
「ぼくはっと、これこれ。」
「それは、にんにく?」
「そう、これで香ばしくなるんだ。」
「へ~そうなんだ。」
「覚えておくとイイよ。」
「うん、わかった!」
次にフライパンにオリーブオイルをひいて、唐辛子とにんにくを炒めてっと。
「タマネギもらっていい?」
「大丈夫だよ~」
「ありがとう。」
にんにくの匂いがしてきたらタマネギを透き通るまで炒めて。
「ひき肉を冷蔵庫から取ってもらえる?」
「わかった~」
「ありがとう。」
ひき肉、塩を加えて炒めて。
トマト缶、白ワイン、ウスターソース、トマトケチャップ、あとは・・・
「ブイヨンがないけど良いかな?」
「ブイヨン?」
「牛と鶏と魚と野菜を煮詰めて作ったスープの元みたいのだよ。」
「う~ん、べつに良いんじゃない?」
「ならいいんだけど。」
じゃこのまま少し炒めて、ここでスパイスとハーブを入れて中火で水分を飛ばすっと。
「ホワイト。」
「なに?」
「十五分くらいかき混ぜてくれないかな?」
「良いよー」
じゃあ、鍋のお湯が沸いたからここにパスタを入れて。
「おっと、入れる前に塩を入れないと。」
「?何で塩を入れるの?」
「パスタがくっつかないようにだったけな?」
「へ~・・・なんかブラックの料理風景見てると自信なくすな・・・」
「どうしたの?」
「なんでもない・・・」
?変なホワイト。
とりあえず、パスタを四、五分ゆでて。
「こっちはもう少しでできるよ~」
「わかった~」
こっちもできてきたな。
「チェレン~ベル~!お皿持ってきて!」
「わかった~!」
「今もってくよ。」
「ありがとう!」
パスタをよそって、
「こっちのできたよ~!」
「わかった。」
ミートソースを塩コショウして、粉チーズとパセリをのせて。
「完成~!」
「「わ~!おいしそう~!」」
「これは確かにおいしそうだね。」
「ヒナには、ミートソース風のポケモンフーズだよ。」
「ラ~♪(おいしそ~♪)」
「じゃあ皆食べようか、せ~の。」
「「「「「いただきます!(ラ~!)」」」」」
こうして皆でお昼を食べた。
昼後
「ふ~!お腹いっぱいだよ~♪」
「すごくおいしかったね~!」
「確かにすごくおいしかったよ、ブラック。」
「お粗末さまでした。」
「ねぇ、ブラック君に聞きたいんだけど?」
「何?ベル?」
「ブラック君はどんな女の子が好きなの?」
「「ブゥゥゥゥーーーー!!!!」」
「ラー!?(何!?)」
「きゅ、急にどうしたのベル!?」
「そうだよ、どうしたんだ急に!?」
(ちょっとベル!)
(え~?ホワイトのためにと思って聞いたんだけど?)
(な、何のこと?)
(だって~ホワイト、ブッラク君のこと・・・)
「わーー!!!それは言わないで!!!」
「「!!??」」
「きゅ、急にどうしたの!?」
「ふたりしてなにを・・・」
「チェレンとブラックには関係ない!!」
「「は、はい!!」」
「それでさっきの答えは~?」
「ベル!?」
「え~と?髪の長い子かな?」
「そうなの?他には?」
「え?ほかに?あとは~・・・」
「後は?」
「う~ん?親しみやすい人かな?」
「へ~!そうなんだ~」
「ふ、ふ~ん?そういう好みなんだ?」
「うん、まあね。」
「でも急にどうしたんだい、ベル?」
「うん?それは~秘密だよ~♪」
「?変なベル。」
今日はこのように話をしていて終わった。
夕方
「じゃあ私たち帰るね?」
「ああ、じゃあまたね?」
「「「また明日!!」」」
三人とも家に帰っていった
「やっぱり、ここに残って正解だったみたいだ。」
「ラ~?(やっぱり?)」
「うん、皆がいるからここに残ろうと思ったんだ。」
「ラ~?(何で?)」
「幼馴染だからね、一緒にいるのが楽しいし、それに・・・」
「ラー?(それに?)」
「皆と一緒に旅に出始めたいからね。」
「ラー♪(へー♪)」
「さて、僕達も戻ろうか?」
作品名:ポケモンBW~最強トレーナーへの道~ 作家名:三角チョコパイ