二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第91話

INDEX|2ページ/6ページ|

次のページ前のページ
 

    ギャキンッ、ギュヴァドォドォヴァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

    ヴァズダダゴゴオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!

  JXランチャーとJXバスターを撃ち放つジェイデッカー・バーニアン。スクトリア3機
がビーム過流に巻き込まれ爆発する。その爆発の中をジェイデッカー・バーニアンが加速して
突き進む。

    ギュドォゴオオオオオオオオオオッッ!!!

  この状況下、救出の要も担うSWAT隊の護衛が最優先。舞人と連絡が取れない状況であ
るが故に要はそう判断せざるを得ない。

  更に言うなれば、彼らSWAT隊の家族や友人を想うと犠牲にさせるわけにはいかない。

  要 「ジェイデッカー・バーニアンッ、現状はSWAT隊の死守だっっ!!!是が非でも
俺達に気を向かせるっっ!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『ええ!!犠牲は出させませんっっ!!!』

  ジェイデッカー・バーニアンはデスロカリスの背面をとるように上昇。JXブラスターを
撃ち込む。

    ヴィディディディディディディディディディイイイイイイイッッ!!!!

    ディギャギャガガガガドドドドゴオオオオオンッッ!!!!

  ダメージは多少は与えた。だが、デスロカリスは加速を続ける。二つの機影はハイスピー
ドレンジのバトルに突入する。

    ギュゴオオオオオオオオッッ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『加速を止めないか・・・・!!!』

  要 「並行しながら奴にダメージを与えるっっ!!!」

  JXランチャーの銃身を構えながら並行飛行するジェイデッカー・バーニアン。ビームの
攻撃が側面から撃ち注がれる。

    ギュズバアアアアアアアアアッ、ギュズバアアッ、ギュズバアアアアアアア!!!!

    ゴヴァアアアアアアアアアッ、ディドォガッッ、ズガギャアアアアアッ!!!!

  だが、撃破には至らない。それもそのはず、エネルギー出力が犯人逮捕を考慮した上の許
容出力範囲内に止められていたのだ。それでも装甲面に多少のダメージは与えられていた。

  その時、デスロカリスの背面ハッチ部分からビーム砲と思われる砲塔が6基持ち上がり、
その砲身を見せた。

  ジェイデッカー・バーニアン 『ビーム砲か?!!』

    ドォドォドォドォドゥドゥウウウウウウウウウウウウッッ!!!

  案の定、次の瞬間にはビームの一斉射撃がジェイデッカー・バーニアンに襲い掛かった。

    ドォドォドォドドドドォドォオオオオオッッ、ドォドォドォドゥウウウ!!!

  要 「くッ・・・・!!!」

    バシュバババシュウウウウ・・・・・ギュドォドォゴオオオオオオ!!!

  要は卓越したコントロールでJXブースターを操作。ジェイデッカー・バーニアンは、襲
い掛かるビームをかわしていく。要はJXランチャーのモードを、速射射撃可能なビームマシ
ンガンモードに切り替えた。

    ディギュギュゴオオオ・・・・バシュババシュッ!!!

    ジャキ・・・・ヴィディディディディディディディディィィィィィッ!!!

  体制を整えたジェイデッカー・バーニアンが構えたJXランチャーからビームマシンガン
が射撃された。ビーム弾の連射撃が装甲面に着弾、1基のビーム砲を破壊する。

    ディギャギャギャギャギャドドドドオオッッ!!! ディダギャガンッ!!!

  すると、デスロカリスの両舷のヒレに相当するカッターが持ち上がる。その刀身は切っ先
がチェインソーのようになっており、高速回転を始める。次の瞬間、ジェイデッカー・バーニ
アンに向かって一気に急接近した。

    ギャカカカカカキンッ、ギュギュギュギュイイイイッ!!!

    ギュグォゴオオッッッ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『何っ??!』

    ディガギャアアアアアアアアアアアアアッッ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『があああああああああ!!!』

  パイロットの輩達はジェイデッカー・バーニアンが吹っ飛ぶのをモニターで確認しながら
それを嘲笑した。

  輩C 「ひゃはははは!!いい気味だぜっっ!!!」

  輩D 「景気づけにあの輸送機をやっちまおうゼ!!!とっとと続きをしたい!!!」

  ジェイデッカー・バーニアンのライトウィングのスラスター部が破壊された。回転しなが
らジェイデッカー・バーニアンは夜の海上目掛けて墜落していく。

  要 「ジェイデッカー・バーニアンッ!!!ちぃっ・・・・アノマロ野郎めっっ!!!」

  要はJXブースターの姿勢制御機能をフルに生かして操作する。ブースターユニットのハ
ッチからバシュバシュと何度も青白い炎が噴射する。それでも体制を整えられない。

  吉崎 「ジェイデッカー・バーニアン、右ウィングスラスター損傷っ!!!通常の姿勢制
制御不能っっ!!!」

  要 「こっちで全力で制御するっっ!!!吉崎、左のスラスター機能を強制にカットして
くれっっ!!!かえって姿勢制御に差し支える!!!」

  吉崎 「了解っっ!!!」

  吉崎の遠隔操作で、左のスラスターの機能が強制的にカットされた。そのタイミングで要
はJXブースターのメインブースターを全開にした。

    ガキキキキッ!!    ギュウィイイィィ・・・バドォゴオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオッッ!!!!

  前に直進するように加速してジェイデッカー・バーニアンはその場を離脱する。だが、そ
の間にデスロカリスは狙いを定めたかのようにSWAT隊の輸送機に接近する。

  顎に相当するデストファングが開く。そしてそれはモチーフとなったアノマロカリスが獲
物を捕らえる体勢に酷似していた。

  要 「ジェイデッカー・バーニアン、大丈夫か?!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『ええ、なんとかっ・・・・ですが隊長、今度はSWAT
隊の輸送機がっっ・・・・!!!』

  要 「ああっ!!!」

  JXランチャーをデスロカリスに向けるジェイデッカー・バーニアン。だが、銃口を向け
た瞬間に、逆の斜め上方向からスクトリア部隊の射撃が注ぐ。

    バドドドッドドドドルルルルルルルルウウウウウウウッッ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『っ!!!邪魔だぁっ!!!』

  JXランチャーの銃口をスクトリア部隊に向ける。チャージされた中規模のビーム過流が
撃ち放たれた。

    ヴァズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!

    ズヴァアアアアアアアアア・・・・ドォドォドォドォヴァガガアアアア!!!!

  ビーム過流が4機のスクトリアの間をかすめる。エネルギー波の熱エネルギーの影響で、
4機の機影が球体の爆炎と化す。

  だが、その間にもデスロカリスが輸送機に取り付いてしまう。吉崎が悲痛に呼びかけた。

  吉崎 「隊長っ、輸送機がっっ!!!ダメっ、間に合わないっっ・・・・!!!」

    ガギャシャアアアアアアアアアアッッ!!! ディガアン、ズガドドドォッ!!!