ぼっち人生を謳歌する方法。ミカンは俺の嫁2
殴ってしまった腹を優しく撫でると、気にするなと言うように狼が一声上げた。
最初は唸っていたけど降ろした時に前髪の少しの隙間から狼と目が合った瞬間から狼がおとなしくなったのには驚いたなぁー。あ、あれかな?動物って得体の知れない物に凄く警戒するっていうし、
俺前髪で顔が見えないから=得体の知れない物扱いされてたって事?
うーん・・・これはヒドイ・・・。
てか、今ギャラリーから「アイツ喋るんだ」って声聞えたぞ。オイこら。どーゆうこっちゃ^^
・・・で、現実逃避はそこまでにして後ろのもさもさ頭を次潰さなきゃなぁー。
と自分が応援されない腹いせにクナイを俺に突きつけようと迫っていた竹谷を蹴り飛ばした。
「・・・(早く狼さんの手当てしなよって言う勇気があればいいのになぁー)」
「ゲホっは、はぁはぁ!よくも花子をぉ!!」
「え・・・(何それw俺がまるで殺したみたいなw」
「駄目だよハチ!冷静になって!」
「うるせぇ!!」
おおう、竹谷君くそ怖いぞ。双子の良心?またの名は五ろ最終兵器がショボーンってなったじゃないか。
どんだけ怒ってんだ。誰だ怒らせたヤツ・・・俺だぁ・・・^p^
取り合えず怖いから迫ってきた竹谷氏の足を引っ掛けて転ばせてみました。
あれれ?俺って今強いんじゃね?最強なんじゃね?ヤバイはぁ、中二的意味でテンション上がるわぁwww
「ちっくしょう!うらぁ!」
「っ!?」
ズパンッ
竹「あ」
ん・・・?^w^あれ?急に視界が明るくなったんだけど?
つか、ん?何で今まで怒ってたモサモサ頭がポカン顔してんの?何で?
「・・・・・・Ohe?」
「おほぉー・・・えっと・・・大丈夫か?((・w・)←こんな顔で固まってるぞコイツwww)」
理解してたけどしたくなかった。それが俺の一番の感想だ。
あれだ。今なら某山の神様と一緒に木生えろぉお・・・の儀式出来るよ俺。
うん、急に明るくなった前と涼しくなった顔上半分。そんだけ言えば分かるだろう?
作品名:ぼっち人生を謳歌する方法。ミカンは俺の嫁2 作家名:parumu