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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
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仮面ライダー ~episode of NEW RIDERS~

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第五章 オールライダー 決着、財団X



「翔太郎さん、フィリップさん、連れてきたぜ!」
弦太朗は、ある場所に来ていた
風都にある、鳴海探偵事務所だ
そこには既に、三人いた
事務所の探偵である、翔太郎
地球の本棚を持つ少年、フィリップ
そして自由な旅人、映司だ
「あんた達も仮面ライダー…ねぇ」
晴人はあのあと無理矢理連れ去られ、ここに来ていた
「ああ、そうだ。俺達は、仮面ライダーW。二人で一人の探偵で、仮面ライダーだ」
「君は、仮面ライダーウィザード、か。少し調べさせてもらったよ、操真晴人。君は魔法が使えるんだね」
翔太郎とフィリップはいつもどおりに晴人を迎えた
「へぇ、二人で一人の探偵ってそういうことか。あんたは調べ物のスペシャリストってことか」
晴人はいつもどおりの調子で聞いた
「あー、そういうとこはまた時間があるときな」
「あと、そんな堅苦しい呼び方しないでよ」
「君がそういうなら、そうしよう、晴人」
「それで、翔太郎さん。やっぱり、今回の敵って…」
そんな自己紹介の間に映司が割って入った
「そういうあんたは?」
「俺?俺は火野映司。俺もライダーだ。よろしく、晴人君」
「ああ、よろしく」
「で、翔太郎さん…」
そして映司は聞き直した
「ああ、間違いない。奴らは財団Xだ。俺達が回収したメモリを奪って行きやがった」
「俺んとこも、俺のダチからスイッチを奪って行きやがった。しかも、そのダチを傷つけて…」
「じゃあ、俺のメダルを奪って行ったのも…」
「あのー、何がなんだかさっぱりなんだけど」
どうやら晴人は理解が追いつかないらしい
当然といえば当然だが
「あー、フィリップ、説明頼む」
「ああ。財団X。世界に絶望を振り撒く、死の商人だ。僕達が使う物とは違うガイアメモリ、オーズが使うようなコアメダル、そしてフォーゼの物とは似て非なるアストロスイッチも、研究しているみたいだ。そして今回の首謀者は、アスラ・カンナギと、キラ・カンナギ。この前の事件の首謀者レム・カンナギの双子の息子だ。彼らは、メモリとスイッチとメダルの力を使って、世界を自分の物にしようとしているらしい」
フィリップは一通り説明し終えた
今回の一件は、全て財団Xが噛んでいるらしい
「絶望を振り撒く…か。それは見過ごして置けないな。みんなを絶望させるわけにはいかない。俺が希望になる」
どうやら絶望という言葉に何か来たらしい
晴人は四人のライダーを見据えた
「そうだな。"俺達"が、みんなの希望になる、じゃないのか」
「ああ、それが一番だ」
「そうだよ、晴人君。俺だって、みんなを守りたい」
「おう!みんな同じ気持ちだ、晴人。一緒に戦おうぜ!」
五人のライダーの意見が一致した
そしてライダー達は出撃する
それぞれ外のバイクに跨がり、事務所を後にした



ライダー達はある場所にいた
風都郊外にある飛行場だ
前の事件もここでレム・カンナギと決着をつけた
今回もここで決着を付けることになるだろう
案の定、そこに財団の連中はいた
戦闘員達も大量だ
「開始早々、大勢でおでましだな」
「まあ、悪くないさ」
「行きましょう、早くあいつらを」
「ああ、善は急げだぜ!」
「さあ、ショータイムだ」
各々はドライバーを取り出し、腰に装着する
晴人はバックルに指輪を通し、ドライバーを出現させた
『ドライバーオン プリーズ』
そして変身に必要な物を取り出し、それをつかう
『Cyclone 』『Joker』
『タカ トラ バッタ』
『Three Two One』
『シャバドゥビタッチヘンシーン』
「「「「「変身!」」」」」
『Cyclone Joker』
『タットッバ タトバ タットッバ』
『フレイム プリーズ ヒー ヒー ヒーヒーヒー』
それぞれ変身が完了する
意識を失っているフィリップは物影に避難させ、ライダー達は戦闘員達に向かっていった
Wはハーフチェンジを駆使して
オーズはコンボチェンジを多様し
フォーゼはモジュールチェンジで武器を換装し
ウィザードは様々な魔法を使い、応戦していった
そのおかげで戦闘員は多数が散っていった
しかし
「お見事です、ライダーのみなさん」
そこには白服の人間がいた
「お前はどっちだ」
翔太郎が聞いた
「私はアスラ・カンナギ。貴方とお目にかかりましたね、W。」
「ホントそっくりだな」
「そんなに?俺はどっちにあったのやら」
「それは私ですよ、オーズ」
今度はもう一人の白服が姿を現した
彼はアスラとよくにている顔立ちだが、トランクを持っていた
「私はキラ・カンナギ。以後お見知りおきを」
「いや、顔が似過ぎててどっちがどっちかわかんないから」
晴人が突っ込んだ
「おや、そうですか。まあ、もう関係ないでしょうけどね。あなたたちは、ここで始末させていただきます」
するとアスラは、右手を高く上げ指を鳴らした
刹那、大勢の怪人が現れた
どうやらゾディアーツ
それも十二使途のようだ
「うわっ、幹部がこんなに!」
「これは…相当だな」
弦太朗と晴人は唖然していた
「このゾディアーツ達は、オリジナルとは比べ物にならないほど強化されています。あなたたちだけで、彼らを倒せますか?」
その瞬間、ゾディアーツ達が襲ってきた
「行くぞ、お前ら!」
ライダー達は翔太郎の号令でゾディアーツ達に立ち向かった
しかし
「ダメだ、強すぎる…」
「これなら本物の理事長の方がマシだ!」
攻撃は効くが、あまりダメージを受けていないように見えた
「ふふっ、では、ごきげんよう」
双子の兄弟はその場を去ろうとした
「あ、待て!」
ウィザードはドライバーを操作し、魔法を行使した
『バインド プリーズ』
すると魔法陣から紐のような物が現れ、キラを押さえた
「仕方ないですね…」
キラはトランクを投げ捨て、変身した
どうやらミュータミットだったようだ
ドラゴンのようなミュータミット
キラ・ゼクスだ
キラはバインドの魔法を打ち破り、こちらに向かってきた
「ねえ、晴人君。あのトランク、魔法でここに持って来れるかな」
映司は晴人に尋ねた
「出来るけど、なんで」
「もしかしたら、この戦況を打開できるかもしれない」
「分かった」
晴人は再びドライバーを操作し、魔法を行使した
『コネクト プリーズ』
すると魔法陣がウィザードの目の前とトランクの近くに現れた
晴人は魔法陣に手を突っ込み、トランクを持ってきた
「ありがとう」
映司はトランクを開けた
それをフォーゼとWものぞく
「これは…」
「メダルか」
「でも、映司さんが使ってるのとはちょっと違うみたいだな」
そこには十枚メダルがあり、全てのメダルが青い縁で包まれていた
「これ、もしかしてこの前のと…」
「じゃあ、ここに先輩のみんなが!」
映司は立ち上がり、あるものを取り出した
グレートコアセイバーだ
「やってみるか…」
映司は剣のターンテーブルを開き、トランクの中のメダルを全てセットする
そしてスキャナーでスキャンした
『クウガ アギト 龍騎 ファイズ ブレイド 響鬼 カブト 電王 キバ ディケイド グレートスキャン』
そして剣を横に持ち、キラに向けて振った
「セイヤー!」
すると衝撃波に乗ったメダルの意表は人型になり、それぞれが別の仮面ライダーになりキラにライダーキックを放った