仮面ライダー ~episode of NEW RIDERS~
そして飛んできた方向を向く
そこには
「鳴滝!」
いつもディケイドを付け回していた鳴滝がいた
「ディケイド、今はお前に手を貸してやる。まだこの世界を潰されたら叶わんからな」
「鳴滝…お前は一体」
そういった時には、鳴滝は時限の壁を通り、消えていた
士は早速そのカードをケータッチに入れた
そして画面をタッチした
『Kuga Agito Ryuki 555 Blade Hibiki Kabuto Den-O Kiva W OOO Forze Hyper Final Kamen Ride Decade』
すると銀色だったスーツの部分が金色となり、胸のヒストリーオーナメントにW、オーズ、フォーゼが追加された
仮面ライダーディケイド、ハイパーコンプリートフォームだ
「全く…あなたたちは私の邪魔をしてくれますね…。一体何者なんですか!」
アスラは聞いてしまった
それに士はこう答えた
「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」
フレイムドラゴンスタイルのウィザードもアスラに向き直る
「俺が絶望を希望に変える。誰も絶望はさせない」
『コピー プリーズ』
言葉と同時にウィザーソードガンをコピーした
「やれるものなら…やってみてください!」
アスラはルナティックスイッチをオンにした
『Lunatic on』
するとアスラの体は巨大化し、今にもライダー達は踏み潰されてしまいそうになった
「みんな、行くぞ!」
四人のライダーはそれぞれ頷いた
『クワガタ カマキリ バッタ ガータガタガタキリバ ガタキリバ』
オーズはガタキリバコンボにコンボチェンジし、分身した
そしてその分身はそれぞれメダルを受け取り、コンボチェンジした
『タカ トラ バッタ タットッバ タトバ タットッバ』
『ライオン トラ チーター ラトラタ ラトラーター』
『サイ ゴリラ ゾウ サゴーゾ サゴーゾ』
『シャチ ウナギ タコ シャシャシャウタ シャシャシャウタ』
『プテラ トリケラ ティラノ プットッティラーノザウルース』
『コブラ カメ ワニ ブラカーワニ』
『スーパー スーパー スーパー スーパータカ スーパートラ スーパーバッタ スウパ タトバ タットッバ スーパー』
「「「「「「「「ハッ!」」」」」」」」
『スキャニングチャージ』
オーズは各コンボスキャニングチャージで一斉攻撃を行った
アスラはその攻撃に堪えてはいたが、少し劣勢だった
「行くぜ!」
弦太朗はエンターレバーを押した
『Limit Brake』
「ライダーきりもみダブルドリルキック!」
ロケットモジュールで回転しながら二つのドリルでキックを叩き込んだ
『Cyclone Heat Luna Joker Maximum Drive』
Wはプリズムビッカーに四本のメモリを入れ。マキシマムドライブを発動した
「「ビッカー、ファイナリュージョン!」」
プリズムビッカーから放たれた光線は、アスラの急所に叩き込まれ、二人のライダーの必殺技を喰らったアスラは倒れかけた
「これを使うか」
ウィザードは持っていた剣を両方投げ捨てた
そしてドライバーを操作して、ポワトリンにもらったリングを使った
『スペシャル ラッシュ フレイム ウォーター ハリケーン ランド』
するとドラゴンスカル、ドラゴンウイング、ドラゴンテイル、ドラゴンヘルクローが現れた
ウィザードは生えた翼で飛び、ドラゴンスカルから炎をはき、テイルとクローで攻撃した
「これも使うか」
晴人はそのままもう一度ドライバーを操作して魔法を使った
『ドラゴラ〜イズ プリーズ』
すると、体についていたドラゴンのパーツが隔離し、合わさってドラゴンになった
それと同時にウィザードはフレイムスタイルに戻った
「現実世界で俺を呼び出すとはな」
「ぐずぐず言ってないで、協力しろ」
ドラゴンは渋々といった感じでアスラを攻撃しはじめた
「おわっ!」
フォーゼはアスラに攻撃され、吹っ飛ばされてしまった
「如月!」
「賢吾?」
吹っ飛ばされた先に賢吾がいた
「これを使え。紅阪から預かってきた。…絶対勝てよ」
「分かってるって!」
早速渡されたスイッチをドライバーの丸ソケットに挿す
『Apollo』
そしてフュージョンスイッチも挿す
『Fusion』
そのスイッチをオンにした
『フュージョン オン』
するとフォーゼはステイツチェンジした
胸には大きな太陽
頭部はコズミックのような仮面
そしてファイアーステイツよりは少しオレンジ寄りのスーツ
その名は
「仮面ライダーフォーゼ、アポロフュージョンステイツ!」
『アポロ オン』
弦太朗は早速アポロスイッチをオンにした
すると右手にアポロセイバーがマテリアライズされた
それを手に斬りかかる
「うおおおお!」
そしてある程度攻撃して、ドライバーからアポロスイッチを抜いた
「リミットブレイクだ!」
それをアポロセイバーの柄の先にあるスイッチソケットに挿入する
『Limit Brake』
刹那、フォーゼは背中のジェットで飛び上がった
その瞬間、アポロセイバーは炎を纏って巨大化した
「ライダーアポロニックシュート!」
フォーゼはそのままアポロセイバーを振り下ろした
すると纏っていた炎は斬撃となり、アスラを切り裂いた
そんなとき、ディケイドはケータッチを操作していた
その画面に、一つ見慣れないボタンがあった
「使ってみるか」
士はそのボタンを押し、ディケイドマークを押した
『G Kamen Ride G』
すると士の隣に仮面ライダーGが現れた
士はカードをライドブッカーから選び、それをドライバーに差し込む
Gはその動きをトレースしていた
『Final Attack Ride g,g,g,G』
刹那、ディケイドとGの体を赤いラインが走り、「G」の文字を描いた
そのラインは左足に伝わり、ディケイドとGは回転してしゃがんだ
「はっ!」
そのまま飛び上がり、左足から出現した逆三角のポインターに足を突っ込み、スワリング・ライダーキックを放った
「てやあああああ!」
キックが炸裂すると、Gは消えた
そんなとき、映司は全ての分身が消えていた
ブラカワニコンボの再生能力によってコンボ使用のダメージは回復していたが、分身がダメージを受けて消えていっていた
残ったのはスーパータトバコンボの映司だった
「分身は消えてしまった…。しかたない」
映司はメダガブリューとグレートコアセイバーを取り出した
そしてセルメダルを四枚メダガブリューに、恐竜系コアと鳥系コア、セルメダルをグレートコアセイバーにセットした
その後二つの武器を操作する
『ガブッ ガブガブガブ ゴックン スーパータトバ』
『プテラ トリケラ ティラノ タカ クジャク コンドル ギン ギン ギン ギン グレートスキャン』
刹那、オーズの背中にアンクと同じような翼が生え、オーズはそれで飛び上がった
「はあああああ!」
さらに高度を上げ、アスラの腰のベルトを目指した
ベルトと同じ高度に着くとそのまま方向転換して突進し、手を交差させて斧と剣を構える
「セイヤーーーーーー!」
アスラのベルトに到着すると同時に二つの武器でベルトを切り裂いた