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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
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仮面ライダー ~episode of NEW RIDERS~

INDEX|15ページ/21ページ|

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「じゃあな、この世界の仮面ライダー達」
士は九人のライダーを引き連れ、次元の壁を通って自身の世界へと帰って行った
「なんだよ。もっとゆっくりしていけばいいのに」
「あいつは旅人なんだ。じっとしてられないんだろうよ」
「まあ、それが彼らしいといえばそうなんだけどね」
弦太朗の言葉に、翔太郎とフィリップが言葉を挟んだ
「いろいろな世界を旅する…。いいなぁ、俺もしてみたいなぁ」
「ふーん、あんたも旅人なんだ」
「旅はいいよ。いろいろな世界を見れて、自分がどれだけちっぽけなのかわかるし」
映司は晴人に旅の良さを解いていた
「じゃあ、俺そろそろ行くよ」
「映司も、もう行くのか」
「ええ。…やらなきゃいけないこともありますし」
そういってポケットをにぎりしめた
「…そうか。達者でな」
「はい」
映司はその場から去って行った
「…やること…か」
そんな背中を見つめ、翔太郎は独語した
「翔太郎、そういえば依頼がきてたよ」
「マジかよ!早く帰らねーと!そんじゃな、弦太朗、晴人!」
そう言い残してWの二人は去って行った
「行っちまったな」
「ああ。あの三人はいつもああなのか?」
「そうだな。そういえばそんな感じだな」
今を生きる二人のライダーは、遠くの空を眺めていた
「また、会えるさ。そんときは、こんな戦いは懲り懲りだけど」
「おう!俺達はダチなんだからな!」
そして二人は友達の印を交わし、別々の方向へと歩んで行った