機動戦士ガンダムRS 第11話 刃VS鎌
ガンダムサイガーもカスタム・ビームザンバーの副刀を展開し2機のビーム兵器が交叉し激しいスパークを発生させた。
※
イザーク中尉は、1機のユーピテルに175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルで攻撃した。
ユーピテルもビーム・マシンガンで応戦した。
そのときニコル中尉から通信が入った。
「しばらく敵の注意をひきつけてください。
敵母艦を沈めます」
「了解」
イザーク中尉は、ニコル中尉を信じて答えた。
ブリッツガンダムは、戦場を離脱しようとした。
しかしユーピテルが阻止しようとしたがバスターガンダムが超高インパルス長射程狙撃ライフルで援護した。
結果ブリッツガンダムは、無事戦場を離脱できた。
※
フラガ大尉は、ビーム・マシンガンの連射攻撃にひるんでガンバレルを回収し態勢を立て直しを図った。
※
ニコル中尉は、η艦隊からの主砲を回避しつつミラージュコロイドを展開した。
※
それは、サオトメも確認した。
(あのガンダムは、隠密系のガンダムだったのか。
それにしても地球軍は、なんてモビルスーツを開発したんだ)
サオトメは、地球軍の軍事技術の高さを評価した。
サオトメは、シグマン大尉に通信を入れた。
「ロストしたガンダムは、俺が追撃する。
しばらくの間白いガンダムの相手をしてくれ」
「了解」
サオトメは、消えたガンダムの追撃を行った。
サオトメは、すぐに消えたガンダムを感じた。
いくらレーダーから消え透明になっても装甲越しからの殺気までは、消せない。
サオトメは、それを感じた。
サオトメは、消えたガンダムの背後から60mmバルカン砲を拡散するように撃った。
すると消えたガンダムは、姿を現しシールドで60mmバルカン砲を防いだ。
「なるほど。
あの隠密ガンダムは、隠密中は特殊装甲の機能がなくなるんだ」
サオトメは、鋭い洞察力で隠密ガンダムの弱点を見抜いた。
しかし隠密ガンダムは、性懲りもなく再び姿を消した。
「お前の手品は、俺には効かないぞ」
サオトメは、隠密ガンダムに向かって牽制のメガビームライフルを撃った。
隠密ガンダムは、回避したがもはや消えての奇襲は不可能と悟りアーガマもどきの直掩に戻った。
サオトメも戦場に戻った。
※
ニコル中尉は、ミラージュコロイドを展開し敵母艦に迫っていた。
そのとき背後から攻撃されようとしてる警告アラームが鳴った。
ニコル中尉は、振り返り避けようとしたがバルカン砲の拡散攻撃で回避が不可能だったのでミラージュコロイドを解除した。
ブリッツガンダムは、バッテリー機体のためミラージュコロイドとフェイズシフト装甲の併用ができなかった。
しかもミラージュコロイド展開中は、フェイズシフトを展開中よりも電力を消費するためそう長い時間と連続使用が不可能だった。
(これでこの機体の弱点もわかってしまうか)
ニコル中尉は、敵にブリッツガンダムの弱点を教えたような感じだったが死ぬよりはマシでありここできっちり結果を残そうと再びミラージュコロイドを展開した。
しかしガンダムサイガーは、まるでミラージュコロイドが無効なのではないかと疑われるような正確な射撃を行った。
ニコル中尉は、それを回避すると奇襲は不可能と悟りアークエンジェルの直掩のため離脱した。
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シグマン大尉は、ビームサーベルを抜くと白いガンダムに接近した。
途中白いガンダムは、バルカン砲で牽制したがシグマン大尉はそれを回避しつつ接近した。
「今日は、逃がさない」
そして白いガンダムの大型ビームソードが交叉し激しいスパークを発生させた。
その後も2機は、何度も互いのビーム兵器を交叉させた。
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イザーク中尉は、ユーピテルのビーム・マシンガンを回避するとデュエルガンダムの175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルをマウントさせビームサーベルを抜刀させ接近した。
ユーピテルは、ビーム・マシンガンで迎撃したがそれを対ビームシールドで防ぎながら接近し続けた。
「あいつなんかに負けてたまるか」
イザーク中尉は、キラをライバル視していた。
ユーピテルもビームサーベルを抜刀すると2機のビームサーベルが交叉し激しいスパークを発生させた。
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シーサー少尉は、白兵戦型ガンダムにビーム・マシンガンを撃ったが回避された。
さらに白兵戦型ガンダムは、ビームサーベルを抜刀し接近してきた。
シーサー少尉は、ビーム・マシンガンで迎撃したがシールドで防がれた。
仕方なくシーサー少尉は、ビーム・マシンガンをマウントするとビームサーベルを抜刀させつばぜり合いをした。
2機のビームサーベル交叉し激しいスパークを発生させた。
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キラは、1機の接近してくるユーピテルに120mm対艦バルカン砲を撃った。
しかしユーピテルは、それをたくみに回避しながら接近してきた。
「こんなところで死ぬわけには、いかないんだ」
キラは、シュベルトゲーベルでつばぜり合いを行った。
2機のビーム兵器が交叉し激しいスパークを発生させた。
その後も2機は、何度も互いのビーム兵器を交叉させた。
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フラガ大尉は、態勢を立て直すと再びガンバレルを展開し1機のユーピテルを攻撃した。
しかしユーピテルは、バズーカで迎撃した。
フラガ大尉は、それを回避しようとしたがガンバレルの1基が破壊され突破された。
フラガ大尉は、機体を反転すると対装甲リニアガンで迎撃したが回避された。
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マックス中尉は、メビウス・ゼロが再びオールレンジ攻撃を実施してきた。
「うるさいんだよ」
それをユーピテル・バズーカで迎撃した。
そしてメビウス・ゼロを抜けたがリニアガンで迎撃してきたので反転した。
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ディアッカ中尉は、1機のユーピテルがビームサーベルを抜刀して接近してきたので220mm径6連装ミサイルポッドで幻惑したが効果がなく接近された。
ディアッカ中尉は、ビームサーベルの攻撃を回避し距離をとろうとした。
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サウス中尉は、ユーピテルにビームサーベルを抜刀させると支援型ガンダムに接近した。
支援型ガンダムは、ミサイルで幻惑してきたが1発のミサイルをバルカンポッドで破壊しただけで容易に接近し攻撃した。
支援型ガンダムは、ビームサーベルの攻撃を回避すると距離をとろうとした。
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アークエンジェルは、η艦隊から主砲の攻撃を受けていた。
「ランダム回避運動」
ラミアス艦長は、ランダム回避で敵攻撃を回避しようと考えた。
しかしこうなると自分たちの照準が難しくなる欠点があった。
「ゴッドフリート、照準」
作品名:機動戦士ガンダムRS 第11話 刃VS鎌 作家名:久世秀一