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機動戦士ガンダムRS 第21話 砂塵の果て

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その後2機は、接近すると大型ビームサーベルとカスタム・ビームザンバーの副刀でつばぜり合いを行った。
サオトメは、大型ビームソードをメガビームシールドではじくと白いガンダムのシールドをカスタム・ビームザンバーの副刀で切った。
その後も何度も2機は、つばぜり合いを行った。

                           ※

 レセップスのハッチが開きラゴゥが姿を現した。
「では艦を頼むぞ、ダコスタ君」
「了解」
 バルトフェルド大佐は、ダコスタ少佐に命令した。
「バルトフェルド、ラゴゥ出る」
 ラゴゥは、出撃した。

                           ※

 アークエンジェルでは、η艦隊に向けて攻撃を続けていた。
「ゴットフリート、バリアント、撃て」
 バジルール副艦長が命令した。

                           ※

 シグマン大尉は、ビーム・マシンガンでバクゥを1機撃墜した。

                           ※

 サウス中尉もまたユーピテル・バズーカでジンオーカー1機を撃墜した。

                           ※

 アークエンジェルのブリッジは、η艦隊からの攻撃の命中弾の衝撃に襲われていた。
「ECM、及びECCM強度、17%上がります」
 サイ二等兵が報告した。
「バリアントの砲身温度が危険域に近づきつつあります」
 ロメロ軍曹が報告した。
「艦長、ローエングリンの使用許可を」
 バジルール副艦長は、この状況を打破するにはローエングリンしかないと感じた。
「駄目よ。
あれは、地表への汚染被害が大きすぎるわ。
バリアントの出力とチャージサイクルで対応して」
 しかしラミアス艦長は、地球環境を考え使用を許可しなかった。
「しかし」
 バジルール副艦長は、地球環境より自分たちが生き残ることを優先してほしかった。
「命令です」
 ラミアス艦長の意思は、確固たるものだった。
「了解しました」
 それにバジルール副艦長も折れた。

                           ※

 キグナン少尉がユーピテル・バズーカで1機の対MM戦闘ヘリコプターを撃墜した。

                           ※

 サウス中尉も左手で持っていたユーピテル・バズーカで1機のジンオーカーを撃墜した。
さらに右手に持っていたビーム・マシンガンで別のジンオーカーを1機撃墜した。

                           ※

 ケイト准尉は、1機の対MM戦闘ヘリコプターをビームライフルで撃墜した。
そして駆逐艦の弾幕を避けながら艦上にいたザウートをビームライフルで撃墜した。

                           ※

 ビームライフルは、強力で機関部まで被害が達した。
「機関区に被弾。
速力50%にダウン」
 部下が報告した。
「消火急げ。
転進して残骸の影に入るんだ」
 ピートリーの艦長が命令した。

                            ※

 その光景は、ダコスタ少佐も見ていた。
「なんて強力な砲だ。
もなくヘンリー・カーターが配置に付く。
持ち堪えろ」
 ダコスタ少佐が部下を鼓舞した。

                            ※

 シグマン大尉は、1機のバクゥをビームサーベルで真っ二つに切って撃墜した。
さらにグレネードでバクゥを撃墜した。
しかしそのバクゥが撃墜される前にミサイルランチャーを撃ってきた。
シグマン大尉は、姿勢を低くしミサイルを避けると接近してきた最後のバクゥの頭部を蹴り飛ばし背後からグレネードを撃ち撃墜した。

                            ※

 サウス中尉は、ビーム・マシンガンでジンオーカーを2機連続で撃墜した。
さらにバルカン・ポッド・システムで最後のジンオーカーを撃墜した。

                            ※

 ヘンリー・カーターは、所定の位置に着いた。
そして今まさに攻撃しようとしたとき反対方向から攻撃が来た。
「何だ?」
 艦長が聞いた。
「6時の方向に艦影。
敵艦隊です」
 その報告に艦長は、驚いていた。

                             ※

 それは、アークエンジェルでも確認できた。
「もう1艦隊?
伏せていたのか」
 バジルール副艦長が戦慄していった。

                             ※

 シグマン大尉は、新手からの攻撃を回避した。
「バクゥじゃない。
新型機。
沙漠の虎か」
 シグマン大尉は、パイロットを予想した。

                             ※

 ヘンリー・カーターは、敵艦隊からの攻撃を受けていた。
「敵主砲、直撃コース」
「回避しろ」
 艦長が命じたものの回避できずヘンリー・カーターは、撃沈した。

                             ※

 それは、レセップスでも確認できた。
「ヘンリー・カーター、撃沈」
 その報告にダコスタ少佐は、表情を険しくした。

                             ※

 フラガ少佐もその光景を見ていた。
「くそ、やってくれるじゃないの。
死神さんよ」
 フラガ少佐は、サオトメの戦いのうまさを賞賛した。

                             ※

 サオトメは、虎が出たことに危機感を感じた。
「ユーピテルと新型局地モビルスーツの機動性は、雲泥の差がある。
しかも新型局地モビルスーツのパイロットがかなりの腕利きならいっそう不利だ」
 サオトメは、敵ガンダムたちとの焦った。
「一気に決着を付けさせてもらう」
 そういうと赤いガンダムの右脚をメガビームライフルで撃ち破壊した。
さらにシグーハイマニューバの右腕をメガビームライフルで撃った。
隠密型ガンダムがランサーを撃ってきたがそのうち1本を左腕でつかむと軌道をずらしフルアーマー白兵戦型ガンダムに向けた。
フルアーマー白兵戦型ガンダムは、回避できずコックピット部分に直撃したが目立った損傷はなかった。
支援型ガンダムが散弾を撃ってきたがガンダムサイガーは、尋常ではない速度で回避すると左腕をV.S.B.Rで破壊した。
隠密型ガンダムが背後から狙ってきたがサオトメは、振り返り際に隠密型ガンダムの頭部をメガビームライフルで破壊した。

                             ※

「アスラン、皆」
 キラ少尉は、フェイズシフトに回っていた電力すべてをシュベルトゲーベルにまわしガンダムサイガーに切りかかった。
2機は、互いのビーム兵器を交叉させた。

                             ※

 シグマン大尉は、新型機が背部ビーム砲を撃ってきたので回避した。