グランギニョールは微笑んだ 第一章
誘う声
Torn my heart,myfriend,that'styou wanted to? No can make faith illusion
正義は間違っていたのでしょうか。それとも、悪夢は振り払えなかったのでしょうか。
正義の代償は、ヒトの命。在り得ないことなんて、無い。
何故、貴方は身体を利用されても”存在”は残すの?
何故、貴方は己の正義の為、怒りを主にぶつけるの?
何故、貴方は未来の為に、――仲間を助けて自分を犠牲にしたの?
バロック。それは歪んだ妄想。有り得ない事は、有り得ない。運命からは、逃れられない。愛しい人よ、貴方は行き方を間違えた。
「…私は、アリエイル。アリエイル・オーグ。”正義の秩序”の名を持つ者。」
Can stay with me? Or just go away You see my tears,it'sdoomed reunion....
「…正義は、何時も此処にあるから存在する。」
だから、正義の矛を振るうのか?其れは間違っている。貴方は、生き方を間違っていたら、どう選ぶ?
Can Stay Withme…?
「…存在を恐れてはいけません。私は、内なる存在…。」
彼女は、神の箱庭の外へ立っていた。褐色の肌が美しいが、煌く瞳が桜花繚乱に咲いている様に。
「…行きましょう。”彼”を止める為に。」
そして、彼女は走り出す。
作品名:グランギニョールは微笑んだ 第一章 作家名:のーちす