二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
ますたーど
ますたーど
novelistID. 46067
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

The world make kaput <1章>

INDEX|11ページ/17ページ|

次のページ前のページ
 

滑稽な森の狩人2



ランポスより数倍も大きいドスランポスが殺意のこもった眼でエリスを見下ろしていた。

エリス:
「オ、オイッスー…」
振り向いたエリスはとりあえず挨拶をしてみた。
もちろん理解できるはずもない。

「グォーグォー!!」

恐らく先程倒したランポス達の仇討ちにでもきたのだろうか…かなり興奮しているようだ。

エリス:
「先手必勝ぉう!」
隙を見てエリスが斬りかかるが、ドスランポスは左に飛んでかわした。

ラウル:
「エリスっ!」
かけてきたラウルが鬼斬破に手を掛けエリスの前にでてきた。
しかし、エリスがさらに前にでてきてラウルを制止する。

ラウル:
「お、おい」

エリス:
「私がやるっス。ラウルさんは手、出さないで下さいね」
ドスランポスを見たままエリスが言う。

ラウル:
「…そうか。基本は一緒だ、正面にさえ立たなければ大丈夫だろう」
言っても聞かないんだろうな、とラウルは鬼斬破から手を離して数歩後ろにさがった。

エリス:
「了解っス」
ラウルに背を向けたまま応えるとドスランポスの右側に周りこみ肩から腹にかけて縦に斬り付け、さらに前転をして後ろに周り込み、太股の辺りを斬り付けた。


エリス:
「でやああっ!」

「ギャァッ…グギャァー…」

斬り付ける度にドスランポスはのけ反り叫び声をあげる。
動きやすいエリスの装備も功をそうしたのだろう、ドスランポスは完全にエリスを視界に捉えられず、されるがままになってしまった。
やがて叫び声は小さくなり、動かなくなった。