The world make kaput <1章>
少女2
-ココット村-
少女:
「おじいちゃんお肉とってきたよ~」
村の入口から少女が手を振りながら老人に近付いていった。
老人:
「フガっ早かったのぅ…」
そこに居た老人はかなり背が低く、耳の先端が尖っている。
竜人族と呼ばれる亜人である。
若かりし頃、1人で老山龍という伝説の巨龍の討伐に成功した英雄の1人だ。
少女:
「もうっあんな草食竜のお肉くらいすぐだよ!私はもっとこう、リオレウスみたいな強いモンスターと戦いたいの!!」
老人:
「お主にはまだ早いわい!もっとフィールドの環境をだな…」
少女:
「そんなの昨日行ったキノコの採取でだいたい分かったよ!」
老人:
「愚か者め!そんな油断が死を招くのじゃ!」
少女:
「むぅぅ…」
と、言い争いをしていると狩りを終えたハンターが2人に近付いて来た。
作品名:The world make kaput <1章> 作家名:ますたーど