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ますたーど
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novelistID. 46067
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The world make kaput <1章>

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武具屋



武具工房に来るなり木製のカウンターを両手でバンバンと叩くエリス

エリス:
「イゲさ~ん!防具ちょ~だ~い!」
そう呼ばれて出て来た人物はかなり横に大きかった。
いわゆるデブと言われる範囲だ。

イゲ
「おぉっ!ついにエリスもハンターか?」
がっはは、と笑いながらエリスの頭をドシドシ叩く。

エリス:
「痛い!痛いっ!」

イゲ:
「んで、そっちの兄ちゃんは誰だ?」
聞きながらもエリスの頭を叩き続ける。

エリス:
「ぅあ~沈むっ沈む~!!」

ラウル:
「え、あ~ラウルと言います。シュレイドからモノブロスの狩猟にやってきました…が、情報が入るまでコイツのお守り…あ、いや教育係りを村長に…」
と、今までのいきさつを説明した。
その間にエリスはカタログをとり、ペラペラと眺めていた。

イゲ:
「そうかそうか、街のハンターが一緒なら安心だな!」
がっはは、と笑うと今度はラウルの肩をドシドシと叩いた。
ラウルは、痛い…とは言わなかった…。

エリス:
「う~ん…」
カタログを眺めていたエリスは気に入った物が見つからないのか唸っていた。
それを見たラウルが自分のためにも手頃な装備をオススメすることにした。
「決まらないのか?だったら、最初だからコレ…」
と同時にエリスもカタログを指差した。

エリス:
「ラウルさんあたしコレがいい!」
ラウルはカタログの左上をさしていたがエリスは右下の隅っこをさしていた。