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ますたーど
ますたーど
novelistID. 46067
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the second arrival

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猫の集落7



酋長:
「ニャッ帰ってきたかニャー。アレは持ってきたかニャ?」

アキ:
「持ってきたのニャ!エリスッこれだニャッ」
ジャジャーン!という効果音と共にアキが頭上に掲げたのは、アイルーの顔を模した被り物であり、はたしてそれは、エリスのドストライクだった。

アキ:
「アイルーフェイクって言うのニャ☆」

エリス:
「はぅぅぅッかぁぃぃぃ☆ホントに貰っていいのッ!?」
そうは言っているが、しっかりと両手で掴んでいる。

アキ:
「いいのニャーさっそく被ってみるニャ♪」

エリス:
「うんー被るよ被るよぉ♪」
言うが早いか既にランポスフェイクを脱いでアイルーフェイクを装着していた。

エリス:
「おおーイイよコレぇ♪視界も結構広いし全然重さもないよー!はぅー☆」

アキ:
「喜んでもらえて良かったニャ♪」

エリス:
「えへへー…ん?アキーこれ何ぃ?」
何かを見つけて回るのを止めるとアイルーフェイクを脱いでアキに見せる。
そこには内面にびっしりと文字が書き込まれていた。

アキ:
「ニャー。よく見るニャーそれはあらゆる爆弾の調合方法なのニャ♪」

エリス:
「ぉぉー!てことは調合書いらないんだねぇ!」

アキ:
「そうなのニャ!ケド、爆弾に限りだけどニャー」

エリス:
「それでも凄いよー♪…ん?コレも爆弾の調合?」
内側の鼻の辺りに書いてあった調合素材を見てエリスは疑問に思った。

・ハチミツ
・にが虫
・マンドラゴラ
・ケルビの角

明らかに爆発するような要素は見受けられない。

アキ:
「ニャー。それは獣人族に伝わる秘伝の薬なのニャー!秘薬ってあるニャろ?アレより凄い効果があるのニャ!」

エリス:
「おおー!凄そうだね♪」

アキ:
「でも強力だから、もうダメだニャー!って時くらいじゃニャいと使っちゃダメなのニャー!いいかニャー?」

エリス:
「分かったよー。はぅー☆って時に使えばいいんだよネ♪」

アキ:
「…分かってもらえたか凄く不安だニャ…」

酋長:
「アキよ、楽しく話してる所スマンがニャ…」
酋長が楽しそうにしているエリスとアキに申し訳なさそうに話しかけてきた。
「日が暮れる前に碑石に名を刻んだ方がよいニャ」

アキ:
「ニャニャッ忘れてたニャー!エリス、着いて来るニャッ」

作品名:the second arrival 作家名:ますたーど