神姫聖唱戦記セイクリッドギア EPISODE.X
第ニ章 海上実験都市「24区」
3年後、西暦2002年。
日本政府は高天原山から回収した隕石を調査した結果、超エネルギー物質を発見、それらを研究した。それから日本政府は海上実験都市「24区」を建造し、特別危険禁止エリアとして、日本政府管理下に置かれ、封鎖・隔離された。さらに日本政府は海中に沈んだ隕石を回収、隕石内部から超エネルギー物質を取り出し、研究を行われた。その超エネルギー物質は、後に「セイクリッド・スター・レリック(S.S.R.)」と呼ばれる物だった。S.S.R.を研究した日本政府は、そのデータを元に次世代軍用兵器や新型エネルギーの開発に着手、秘密裏に行っていた。S.S.R.から流れる超エネルギー「エアル」を利用した次世代エネルギー発電の研究を行い、エアルの制御・調整を行い、S.S.R.を起動・解析することで、オーバーテクノロジーを手に入れようとした。
海上実験都市「24区」・研究室
ここの研究主任・江寺 尊(えでら みこと)は、「セイクリッド・スター・レリック(S.S.R.)」と「エアル」の研究・開発を行っていた。
研究員1「主任。S.S.R.に流れるエアルと呼ばれるエネルギー物質は、今まで現在のエネルギー物質を遥かに超えるもので、これ以外に地球上に存在しません。これを研究を進めれば、新たなエネルギー開発が開かれるはずです。」
江寺 尊「しょうでね・・・・まあ、わたしには興味はありません。」
研究員1「あ、あのう・・・・主任?・・・・。」
研究員2「無理だぜ。主任はアレに興味津々だからな・・・・ああなったら・・・・テコでも動かないぞ。」
研究員1「ああ・・・・そうですね・・・・・。」
江寺 尊「ふむふむ・・・・このセイクリッド・スター・レリック・・・・興味深いですね・・・・この物質からエアルが無限に出てくるとは・・・・・。」
興味心身にセイクリッド・スター・レリックを研究する尊。彼女は後に主人公達と関わる重要人物でもある。
作品名:神姫聖唱戦記セイクリッドギア EPISODE.X 作家名:kimutake