二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

スターサインプリキュア☆

INDEX|11ページ/241ページ|

次のページ前のページ
 

「合格発表終わったみたいよ。この部活的にはどうするのよ、新入生の勧誘。他の部活は色々と考えてあるみたいよ。」
「…そんなのしなくても入りたければ入るわ。ここは伝統ある星ノ台の「星研」よ。私は先輩方に恥じないように優秀な人材を育てたいの。文句あるならやめていいわ。」
「またそんな言い方して…あなたが部長になってから何人辞めたと思ってるの?今じゃ部員はたった5人よ、5人!私達が入った時なんて総勢20人はいたじゃない。」
「真面目な5人が残ったならそれでいいじゃない。後の15人は所詮暇つぶしだったのよ。」
「でもやっぱ大勢いた方が楽しいっすよ、部長。天体観測にしたってある程度の人数で話し合いながら眺めた方が楽しくないですか?」
「観測は遊びじゃないの。バカらしい。そういう事がしたいならあなた達だけでやればいいわ。じゃ、私は帰る。」
「…星羅。」

「部長、昔からあんな感じなんです?」
「いいえ。まあ、少し頑固なところはあったけど、昔はもっと明るく笑って楽しい子だったの。彼女はあの日から変わってしまった…。あの日以来私は彼女の笑顔を見てない。私はまた前の明るい彼女の顔が見たくて私なりに一生懸命頑張ってるつもりだけど、私じゃダメなのかな。」
「何があったか知りませんが、野木先輩は十分やってると思いますよ。部長だけだったら俺たち絶対やめてますって。ははは。野木先輩がいるから俺たちも一応まだこうやって星研部員やってるんで。それにもちろん自然の事が好きですからね。やっぱり星研は賑やかにくつろげる場であってほしいです。」
「新しい部員、入って来るといいんだけど。」
「一応うちの部有名ですし、入部はするんじゃないですかね、続くかどうかが微妙なだけで。おっと、じゃぁ俺、じょうぎ座流星群について調べて部長に資料渡さないといけないんで今日は帰ります。お疲れ様でした〜。」
「お疲れ様、またね。」
「…ふぅ。私も帰ろうかな。」