スターサインプリキュア☆
「なーんか学校に来れたのはいいものの、暇だな!」
「結局どこに行っても暇ね、アルカスは…あ!アルカスちょっと!
あなた、もし大好きなちくわを取られたら怒る?」
「当たり前だ!」
「じゃあその場面を想像してみてよ!」
「はぁ!?ムカつくだけだろ。」
「いいからいいから!」
「ピーコ、あなた何をするつもり?」
「うぁぁぁあ!腹立ってきた…みのりのヤツ、ケチなんだよな!!」
「アルカス君も結局すぐ乗っちゃうんですね。」
「はいっ!じゃあその怒りの感情のままこの紙に書いてある言葉読んで!」
「げ…げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリ―ム!!!」
「アッハハハハ!ピッタリマジウケる!!!」
「ピ、ピーコ…?」
「なんだこの呪文みたいなやつは…。」
「あ、これですか…?例のギャル語って…。」
「あら、ロタよく知ってるわね。これ怒りの最高級の時に使うものなんだって!斬新でしょ!」
「変わってんなー…。みのりもこんなの使うのか?」
「あらやだ。みのりさんみたいな子はダメよ〜。結姫さんも春菜も…あー、星羅さんは論外ね。
ほら、こういう子達が使うのよ。」
「これ、何ていう本?」
「本っていうか雑誌よ。ファッション雑誌!全ての流行がここに詰まってるのよ!素敵でしょ!」
「かわいいのもたくさん載ってるわね。これ、結姫さんに似合いそう♪」
「…みのりは…あいつはダメだな。」
「そうかなぁ?星羅さんの方がいかにも違うって!感じだけど…。」
『うーん…。』
「ボク、星羅さん怒らせたくないしね…。」
「おもしろそうだな、俺が今度怒らせてやろうか。」
「勘弁してよぉぉぉ!」
『!!!』
「これは…?」
「ダークマターの気配!」
「ってみのり達の元に行くわけにはいかないしな…。」
「想定してなかったわね、こういうの。」
「今は結姫さん達が気付くまで待つしかありませんね。」
「うぅ…怖いよぉ…。」
作品名:スターサインプリキュア☆ 作家名:☆Milky☆