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スターサインプリキュア☆

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「ふー…結構頑張ったかなー。」
「そうだねー。テスト範囲は一通り勉強出来たよね。」
私と結姫は机にもたれかかって一息つく。
「ふふ、あなた達優秀ね。」
春菜さんは柔らかな笑顔で微笑む。
「でも春菜さんも星羅さんも学年でも上の方でしょう?私も結姫もそこまでは…ねぇ?」
「そうですよー。やるだけの事はやるって感じです。」
詳しくは知らないけれど星羅さんも春菜さんもクラス上位はもちろんの事、学年でもトップ10以内によく入るほどだとか…。
「それで十分よ。そうよね、星羅。」
「そうね。それに私の場合は科目の得意不得意が特にないから色々やりやすいのよ。」
星羅さんはいつものように落ち着いてそう話す。
「いいなー私もそんな事言ってみたいです…。
そもそも星羅さんって普通の生活上の好き嫌いとか苦手なものなさそうですよね。」
「そう言えばそうね。」
私がふと漏らした意見に春菜さんも同意する。
「ボクも星羅さんの嫌いなものって見たことがないかもしれません。」
「ロタ君は何か嫌いなものある?」
「水のない土地ですかね。砂漠とか。」
ロタ君は頷いて即答。
「ロタ君らしいね。」
そのやり取りを見て星羅さんは呟く。
「…私にだって嫌いや苦手くらいあるわよ。」
「何ですか!?」
「図々しい人やお節介な人は好きではないわね。」
『…。』