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スターサインプリキュア☆

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「マァァタァァ!!」
「よっと!」
「ナイス、アルサ!」
「これ、結構動きが単調です!慣れれば大丈夫!」
「でも飛んでくるシャトルが厄介ね。」
「ええ。」
「そこは、私達がアルサをサポートしましょう!まずは私が行きます!」
レプスが一歩前へ出る。
「煌け!うさぎ座の力よ!プリキュア・レプスエーリアル!」
レプスの光のバトンで飛んでくるシャトルを弾き飛ばしていく。
「では、私の番ね!」
「輝け!くじゃく座の力よ!プリキュア・パーボジスフィーレ!」
パーボの光の星で更にシャトルを吹き飛ばし、完全に消し去っていく。
「デルフィナス!」
「響け!いるか座の力よ!プリキュア・デルフィナスソリスト!」
デルフィナスの心地良い音色でダークマターの動きを鈍くし、3人は目でアルサに合図を送った。
「みんな、ありがとう!これで…とどめ!」
「集え!こぐま座の力よ!プリキュア・アルサアロー!」
アルサの光の矢は素早くダークマターに向かって飛んでいく。
「なっ…!」
「マァァタァァァ…」
「くそ…メシエの言ったとおりかよ…。しゃあねぇな。今日はこれで消えてやるぜ。」
そう言ってバルジとダークマターは消え、公園も普段の姿に戻ったのでした。

「う、うーん…」
「大丈夫…?」
「あれ…あなた達は…?」
倒れていた女の子達がゆっくりと体を起こす。
「偶然公園を通りかかったらあなた達が倒れていたの。心配したわ。」
「でも少し気を失ってただけだから大丈夫よ。」
「そうね。怪我も無いようだし何よりだわ。」
私達は女の子達の無事を確認できて安堵する。
「…あ!メーちゃん…メーちゃんは?」
すると、1人の女の子がそう言って頭をキョロキョロと動かす。
『メーちゃん…?』
「メシエちゃんだよ!」
もう1人の女の子が大きな声でそう言った。
『え!?』
メシエが…?女の子の言葉を私達は信じられなかった。
「メーちゃん、家に帰ったんじゃない?」
「あ…もしかしてさっき宙に浮いてた男の人ってやっぱり家族…?」
「きっと私達それ見ちゃったから催眠術かけられたんだよ…。」
「あー…それならつじつまが合うね。」
「…。」
宙に浮いていた男の人、それはおそらくバルジの事だろう。
「あの…そのメーちゃんとは何をしたの?」
春菜さんがそっと尋ねる。
「遊んだんです!メーちゃんは、もう友達!また会えたらいいなー。」
答えた女の子は楽しそうに笑顔でそう答えた。
「…きっと会えるよ!」
「みのり…。」
「でも、今日の事は誰にも言わずに内緒の方がいいよ。ここにいる、みんなだけの秘密。
そしたらきっとまたメーちゃんに会えるよ!」
「うん!言われなくても秘密だよね。ね?みんな!」
『うん!』
詳しい事はよく分からない。でも、この子達の笑顔が楽しく遊んでたって事の証明みたいな気がして…。
これで…良かったんだよね?