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「うー、うー…！」
「５人…か。」
「誰なんでしょう。」
「西森さんとかかしら。」
「西森先輩ですか？」
５人いるだなんて突然告げられた事実に私達は困惑する。
「ええ。あの子は私と同じように冷静に物事を見る事が出来る子だから戦力としては十分ね。」
「んー…でもなーんか嫌だなぁ…。」
「どうして？」
「それは…。」

「ちょっとアルサ！何やってるの！動きが乱れてるわよ！？」
「せ、先輩…」
「アルサ…あなたって進歩がないわね。この間もここ、注意したわよ。」
「うぅ、デルフィナス…」

「みたいな…。」
「あはは…。」
「それはあなたが改善すれば済む事だと思うけど。」
「まぁいいじゃない、誰であっても…力を合わせて頑張るのみよ♪」
「そうですね…。」
でも本当に５人目って誰なんだろう…？
「それは無理ね。」
『メシエ！！』
声と共にメシエがスッと私達の目の前に現れた。
「どうしてあなたがこんなところに…！？」
「プリキュア…あんた達に最後の決闘を申し込む。」
「い、いきなり何なの！？」
「…あたしにはもう後がないの。」
「え…？」
「お前、そう言って俺達を油断させるともりだな！？」
「まぁこんな事あんたらに言っても分からないわ。さ、大いに暴れなさい…グレートダークマター！！！」
そう言ってメシエは春菜さんのお父さんが描いた漫画に黒い玉を投げつける。
すると、本が黒光りし…私達は全員吸い込まれた―――。