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スターサインプリキュア☆

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誰にも見つからずに何とか部屋の前まで辿りつけた。そっとドアを開けて…
「あ、みのりー観測終わったのー?綺麗だった?」とお母さんが1階から上がってくるみたいだ。
「隠れて!!」私は鉢を机の下に置き、他の3匹をベッドにとっさに放り投げた。
アルカス達が急いで布団に潜る。
「あら、どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ。今日ね、すっごく綺麗だったよ〜。今度お母さんも一緒に見よう。」
またとっさに言い訳をしてしまう。お母さんに今まで隠し事なんてした事がないのに、今回はなんで本当の事がスッと言えないんだろう。不思議…。
「そうね、そうしましょう。じゃあちゃんと布団かけて寝るのよ、おやすみ。」
「うん、おやすみなさい。」バタンとドアが閉まる。
「よ…よかった…。」とついため息が漏れる。
「ごめんね、急に投げ出して。」私はロタ君の鉢を上げ…あれ、寝てる…。そのまま置いておく事にした。
そして布団をそっとめくるとやはりあの3匹も眠っていた。
「…これじゃ、話聞けないじゃない。」
布団を占領されると困るので3匹はそっとクッションへ移し、机の下のロタ君の鉢の隣に置いた。
どこから来たんだろう。夢…なのかな。
こんな生命体が住んでいるとは地球上ではまだ聞いたことも見た事もない。
「うーん…ダメだ。考えてたら眠くなってきた。」私も今日は寝ることにした。