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スターサインプリキュア☆

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「ふぁぁ…何か眠いなぁ…ってか体のいたるところが筋肉痛な気がするんだが…。」
「気のせいですって!ね、春菜さん星羅さん!」
「えぇそうね…。」
「あなたの下心の妄想内で結姫とダンスでもしてたんじゃないの?」
「部長…俺の事そんな目で見てたんですか…?大崎じゃあるまいし悲しいっす…。」
「呼んだ…か?」
顔を上げるとそこには大崎先輩と西森先輩が…!
「お、お前ら…なんで…?クラスの奴らと見てたんじゃ?」
日野先輩はしまった…とでも言いたげな顔をして話す。
「そのつもりだったんだがよぉ…西森が…。」
「辺りを見てたらあなた達が楽しそうに話しているのが見えたものだから、星研部員として真瀬さんをみんなで応援した方がいいかなって思って…。」
「それはいい考えね。」
西森先輩の意見に星羅さんはこくりと頷く。
『おぉーっと、ダンス部の皆さんから他生徒の皆さんへのプレゼントでしょうか!?』
「ん…?」
私達はみんなグラウンドの真ん中で踊る結姫達に注目する。
すると部員達全員が何かが入っているカゴを持って演技を見ていた生徒たちの近くに散らばっていく。
結姫は私達の近くに来てにっこりと笑う。
『せーのっ!!』
その掛け声とともに部員達はジャンプして空中に何かが投げられた。
それがボトボトと落ちてきて、みんな必死で拾う。
私も目の前に落ちてきたのを手に取ると…
「星型のキャンデーだ!!」
『わぁぁぁぁぁ!!』
そうして数分間飴の争奪戦になった後、ダンス部の創作ダンスは無事に終わったのでした。

「んー、おいしい!これで次のリレー1等確実!」
私は拾った飴を頬張りながら話す。
「もー、みのりったら3つも一気に口に入れるなんてお行儀悪いよ?」
「いーじゃんいーじゃん!」
「結姫、楽しいダンスだったわよ。」
「ええ、良かったわ。」
「ありがとうございます!」
「日野君が真瀬さんを誘ったんでしょう?でも嫌とも言わずによく頑張ったわね。」
「やっぱり僕の目に狂いはなかったね。」
「何どや顔してんだよこいつは!!」
『アハハハハハ!』
ダンス部の出番が終わった後私達は結姫も交えてそう笑い合った。
『1年女子…』
「あ、呼ばれた!行ってくるよ!」
私は立ち上がってその場を後にする。
「あれ、相武さんって何に出るの?」
日野先輩が結姫に尋ねる。
「みのりはー…」

『位置について…よーい…』
絶対絶対1位取るっっ!!
パァン!!
「うぉりゃぁぁぁあ!」
『さぁ、1年女子によるパン食い競争、スタートです!』