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スターサインプリキュア☆

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「みのり…これ、使え!」
アルカスが何かを投げて来て私はそれを受け取る。これは…
「スタージュエル…?」
星型の綺麗なオレンジ色をした宝石。
でも中に何か水のようなものがはいっているみたい…?
「スタージュエルよ!この者に癒しの力を!」
「え…?」
アルカスがそう叫ぶとスタージュエルが光を放ち、スタージュエルが開いて中の水が私を包み込む。
「こ、これは…?」
雷に打たれて傷ついた私の体の傷がどんどん消えていく…。
そして光と私を包んでいた水が消えてスタージュエルがアルカスの手元に戻った時には私は普段と変わらない、元気な体に戻っていた。
「痛くない…!動ける…!戻った!!」
「良かったアルサ!」
レプスが私に抱き付いてくる。
私もありがとうとレプスを抱き返した。
「その…悪かったなみのり。言い過ぎた…。」
アルカスは少し顔を赤くして私から目線を逸らす。
「ううん…。私もごめんね。助けてくれてありがとう、王子様。」
私は少し小さな声でアルカスにそう言った。
「…!」
「私の名前はキュアアルサ!ちょっとおっちょこちょいなところもあるけど、流星町を…地球を守りたいって気持ちは負けないよ!だから、地球を乗っ取ろうとするあなた達は許さない!」
そして、私は立ち上がってダークマターを見据える。
パルサーはレプスの技で体を縛られて動けなくなっているようだった。
すると、私の腰飾りがピカーッと光を放つ。
「さ、私の自転車…返してもらうんだから!」
私はパンッと腰飾りを叩くと光と共にスターロッドが出てくる。
「集え!こぐま座の力、アルサロッド!」
キィィィィン――
私の掛け声にロッドが反応し、光を放つ。
「プリキュア・アルサソニック!」
私はそう叫んでロッドの先端に付いている星を手で滑らせるように回す。
キュィィィィン!!
甲高い音とオレンジ色の光が素早くダークマターを包み込み、浄化していく。
「マーター……」
「なっ、くそっ!この役立たずが!!」
パルサーはレプスエーリアルの光で縛られた手足を粉砕し、消えてしまった。