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スターサインプリキュア☆

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私は自転車を押しながらみんなと一緒に歩く。
前かごには妖精たちを入れて…。
「みんな、今日は来てくれてありがとう。」
私はにこっと笑う。
「仲間のピンチを救うのは当たり前だわ。だって私が最初、学校でダークマターに襲われたときもあなたと結姫が助けてくれたじゃない。」
「でもあの時は結局春菜さんに助けられたんですよ?そうよね、みのり。」
結姫が私にそう話す。
確かに…あの時は春菜さんに助けられたんだ。
「助け合える仲間がいるってこんなに素晴らしい事なんですね。」
私は空を見上げる。さっきまでの曇り空とは違って綺麗な青色の空が広がっていた。
「あなたがしみじみとそういう発言をすると…まるで最終回のセリフみたいね。」
「そ、そんなぁ!ま…まだまだ始まったばっかりですから!」
「あー…ところでよぉみのり。」
「何?アルカス。」
「お前さっき一言だけいい事言ったよな?」
「助け合える仲間がいるのは…って事?」
「ちげーよ!ほら…俺の事…その…」
「私なんか言ったっけ?」
「さぁ…?」
「何だったかしら…?」
「これといった記憶はないわね。」
「ないよ?アルカスはアルカスじゃん!」
「だー!!なんだよなんだよなんだよ!」
『あはははははは!』
「もう、暴れないの!」
私はアルカスの頭をそっと抑える。
アルカスに会えて、ハルちゃんやピーコちゃん、ロタ君。みんなに出会えた。
そして結姫はもちろん春菜さんや星羅さんと本当に仲間になれたんだ。
助け合える最高の仲間に!
アルカスとはよく喧嘩もするけど、みんなを1つにしてくれたきっかけは…アルカスなんだよね。
いつか…アルカスももう少し成長してちゃんとお礼が言えるタイミングが来たら今度はしっかり大きな声で言ってあげる。
ありがとう、王子様ってね!