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スターサインプリキュア☆

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家を出てしばらくするとだいぶ人気がなくなってきたので、アルカス達を少し出すことに。
「ごめんね、窮屈だったでしょ。顔くらい出しても良いわよ。」
そう言うとアルカス達がひょっこり鞄から頭を出す。
「おお、これがお前の住む町か!結構いいとこだな。」
「緑がいっぱいね。」
「空も澄んでいて気持ちいい。」
「川は無さそうですね。」
「きれいでしょ。自慢の町よ。川はそうね、ちょっと遠いけど自転車で行けばあるよ。」
アルカス達にもこの流星町の良さが伝わったんだと思うと急に嬉しくなった。
さすがは私の自慢の町ね!
「自転車?」
「あぁ、そっか知らないかー。今度見せてあげる。とりあえず、ちょっと公園にでも行こうか。」
それから数分の間私は周りの景色を見ながら公園まで歩いた。
「ここが流星公園だよ。星ノ台公園はもっと広いんだけど、そこは少し遠いからね。ここもいい公園だよ。」公園では数人の小学生らしき子達が楽しそうにボール遊びをしていた。
「人間もやはり公園で遊んだりするんだな。」
「アルカス達もそうだったの?」
「ああ、しょっちゅうな。」
へー…みんなどんな生活をしてたんだろう。
「私とピーコは木陰で涼むのが好きなの。」
「ボクは川遊びが好きです。」
「みんな結構自然いっぱいのとこに住んでるんだね。」
想像すると自然と笑顔になってくる。みんな楽しそうに遊んでたんだね。
「今は…全滅だけどな。」
「…。」
そっか…アルカス達が住んでた国、悪いやつらにやられたって言ってたから…こんな綺麗な公園とか無いんだろうな…。
どこの国であろうと自然を破壊するような行為は許せないよ…。
「ま、そのために俺たちは地球へ…あれ、何か感じないか?」
アルカスが鞄から身を乗り出してキョロキョロと辺りを見渡す。
「スタージュエルの気配!」
「え、みんなが探してる宝石?」
「ええ、この公園のどこかにある、そんな気がします。」
そ、そんな。こんな場所に?