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「申し訳ございません。急にプリキュアが現れまして…力及びませんでした…。」
「…。」
「つ、次は必ず…。まだ小娘１人ですし、大丈夫かと思われます。」
「…ブラック様にもそう伝えておこう。」
「感謝致します…。」


「ブラック様。」
「プリキュアが現れたそうだな。」
「そのようです。」
「忌々しいプリキュアめ。また私達を恐ろしい光で消そうと言うのか…。許せん、許せん、許せん…！」
「ご心配は無用です。我々がおります。必ずやブラック様のお力に。」
「…お前にも敵わぬ相手だったではないか。」
「…返す言葉もございません。」
「せいぜいウォルフやライエのようにはならないことだな。」
「私は彼らと違います！私はブラック様に忠誠を誓い、全てを捧げます。どうか…どうかそれだけは信じて頂きたい！」
「…とりあえず、今は新しく現れたプリキュアを消すのが優先だ。」
「承知致しました。」


「ブラック様はお怒りの様だな。」
「…。」
「ところでプリキュアってのはホントに強いのか？ただの小娘と聞くが…。しかしまぁ２０年前、ブラック様とそなたは…」
「黙れ。」
「うおっと。お偉いさんを怒らせると怖いな。これ以上は何も言わねえよ。」
「全てはプリキュアのせいだ。プリキュアに唆されたせいでブラック様も私も…ウォルフとライエも…。
全て…全てが…。もういい、失礼する。」
「…。」