スターサインプリキュア☆
「とりあえずスタージュエルを探さないとだな…。」
「バルジ、ちょっと聞きたいんだけど。」
「なんだ?…じゃなく…なんでしょうか。」
「いいよ、あたし堅苦しいの嫌いだし、フィラメントの監視が無い時くらい好きに呼びな。」
「…わかった。それで、なんだ?」
「そんなに強いわけ?プリキュアって。」
「…俺の修練不足だ。」
「…あっそ。」
「…俺も聞いていいか?」
「どうぞ。」
「お前みたいな立場の者が何故自らここへ来ようと思った?」
「どういう意味?」
「お前だったら何もせずに向こうで好きなことしてても十分楽しめるだろ、誰も、何も言わずに。
わざわざこっちにその…」
「あんたさ、私が負けるとでも思ってんの!?」
「あ、いや…そういうわけじゃ…。」
「フン、気分悪いわ。…でもま、1つだけ回答すると…あたしも仲間に加わりたかった。
好きな事だけやって過ごしてるだけってのも案外つまんなくなるもんだよ。ま、あんたも負けてクビにされてブラックホールにでも閉じ込められたら分かるんじゃないの。さ、スタージュエル探しに行くよ。」
「あ、おい、待て!ってかブラックホールに閉じ込められたら好きな事出来ねぇだろ!!」
作品名:スターサインプリキュア☆ 作家名:☆Milky☆