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スターサインプリキュア☆

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「ここが中庭…。」
花がいっぱい咲いていてベンチや小さいけど噴水もある。
「なかなかいい場所でしょう。」
「ここお弁当食べたりするのにピッタリかもー。」
「そうね、でも場所取りが大変かもしれないわよ。」
「あ、そっか…私達だけじゃないもんね。」
野木先輩はにっこりと笑って、中庭にある木を見上げながら話し始める。
「昔の星羅はね、今とは全然違って、優しくて、活発で…
そうね、相武さんみたいなタイプかもしれないわ。」
「わ、私ですか?」
「ええ、急に何か変わったことを言い出したりとかしてね、でも筋が通ってるって言うか。」
「みのりと似てるかも知れませんね。でも急に変わってしまったんですか?部長さん。」
「…そうね、急にね…。でも仕方のない事だとは思うのだけど…。」
『…?』
「中学2年生の時にね、彼女の…」
「すみませーん、ちょっといいですかぁ?」
「…?」
振り返るとそこには髪を2つくくりにした茶髪の可愛らしい女の子がいた。
ファッションは結構奇抜で…。
真っ黒な服だけどお嬢様っぽくレースとかいっぱいでゴスロリファッションっていうのかな?
こういうのって。
とりあえずここの生徒さんではないって一目で分かった。中学生くらいかな。
「どうかしましたか?」
野木先輩が笑顔で応える。
「あのー。あたしちょっとこの学校に用事があって来たんですけど迷っちゃってー。
道案内、してもらえます〜?」
「いいですよ、どちらに御用ですか?」
「んー、ちょっと忘れちゃったんだけど、前に一度来たことがあるので近くまで行けば思い出せると思うんです〜。」
「分かりました。ではとりあえず回ってみましょうか。」
「ありがとうございまーす!」
「あ、じゃあ悪いけど2人とも今日はこれでいいかしら、話はまた今度に…。」
「あ、あの、私もついて行っていいですか?入学したてでまだ校内知らないし…。」
「それなら私も行きたいです!」
「そう?じゃあ行きましょうか。」
「お友達まですみませーん。こっちかなー。」
私達はその女の子の後を歩くことにした。