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スターサインプリキュア☆

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「そっかぁ。やっぱりロタ君、寂しがってるんだね。」
「うん…部長さんの事、結構気に入ってるみたいなの。」
「案外ベストパートナーかも知れないね。」
「うんうん!」
私と結姫はそう話しながら学校へ向かっていた。
「あなたたち!」
この声は…!2人で後ろを振り返るとそこには野木先輩…と部長さんの姿があった。
「先輩!部長!おはようございます!」
「おはよう♪」
「おはよう。」
「部長さん、お体の方は…?」
結姫が心配そうに尋ねる。
「ええ、お陰様で…。その節は春菜はもちろん、あなた達にも迷惑をかけたわね。」
「そんな、全然大丈夫ですよ!」
「そうですよ!」
「そうよ、星羅。私達もあなたの力になれて良かったわ。ね、2人とも?」
『はい!』
「…。私、部室の整理があるから先に学校に行くわ。」
「星羅、せっかくなんだから一緒に学校行きましょうよー。」
「今はワイワイしながら学校へ行くような気分じゃないの。また後で。」
部長さん…少し仲良くなれると思ったのにな…。私は歩きだす部長さんの背中を見てそう思った。
けど彼女はふと足を止めて振り返る。
「真瀬さん…。」
「え、あ、はい!」
「この間はきつい言い方をして悪かったわ。他の部との兼ね合いが大丈夫そうなら…覗きに来なさい。
天体関係で分からない事は彼女に…相武さんに聞くといいわ。じゃ。」
「星羅…。」
「部長さん…!」
「あ、ありがとうございます!」
私達は3人でやったあ!と手を取り合った。
部長さんは…私達の仲間になってくれたって事だよね!認めてくれたって事だよね!
すっごく嬉しいよ、私!

私達は学校に着くと野木先輩と別れ、自分たちの教室に入った。
「よかったね、結姫!」
「うん。じゃあ私、家庭科部と掛け持ちしようかな。バタバタしてたから見学にもまだ行けてないんだけど、今日の放課後、星研に寄った後少し見学してくる。」
「いいね!いつでも差し入れ歓迎だと思うし!家庭科部最高!」
「みのりったらおやつの期待してもダメよ?部員さんと分け合うくらいかもしれないしー。」
「そ、そんな事言わないでさ!ね、ね!」
「もー、みのりったら。」
結姫はそう言って笑った。