スターサインプリキュア☆
「星羅さん!!」
「ロタ…。」
「元気になったんですね!」
「ええ、まあ…。」
「ボク、次は星羅さんのパートナーとして一緒に住まわせて頂きたいです!」
「そうね、分かったわ。こちらこそよろしく。」
部屋に入るなりロタ君と部長さんの間ではトントン拍子で話が進んだようで、また一緒に住むって事で一致したみたい。
「良かったね、ロタ君。」
「みのりさん、お世話になりました。」
「あーもう、寝床も広くなっていいってもんよー!」
「こんな事言ってるけどアルカスだって少し寂しいのよ。」
「はい、分かってます。ありがとう、アルカス君。」
「んああ!?勘違いすんじゃねぇよ!!みのり、何勝手な事を!ロタが誤解するじゃねーか!!」
「はいはい。じゃぁさっきの件を…」
「俺の話を聞けー!!」
もちろん、みんな無視です。
「くそぉ…。」
「でも本当に嬉しいです、先輩も部長さんともこうやってお話しできるなんて。ね、結姫。」
「うん、プリキュア仲間としても学校の先輩としても心強いです!
私もよろしくお願いしますね、先輩、部長さん!」
「あ、あの…部室とかだと他の子もそう呼んでるし仕方ないとは思うけど、普通に名前で呼んでくれていいわよ、私は。何か堅苦しいじゃない、ね?」
「そうね、教師でもプライベートで生徒に目撃されて先生って呼ばれる事とか嫌う人もいるし、内と外で使い分けるという意見に異論はないわ。」
「…ま、まぁそういう事だから2人とも気軽に…!」
「あ、はい…じゃ、じゃあ春菜さんと星羅さんでいいですか…?」
「私もそれで…。」
「さん付けもこだわらないけど2人がそれでいいなら。」
「同意見ね。」
「じゃ、決まりですね!ではさっきの方と通信してみますね。」
私はスターウォッチを外して床に置いて操作をする。
ピピピ…ブゥン。
作品名:スターサインプリキュア☆ 作家名:☆Milky☆