りんはるりん詰め合わせ
だが、そんなこといくらなんでも口に出せない。
現時点で体温が異常なぐらい上昇しているのを感じているのに、これ以上のことを言ったら、たとえそれが本音であっても自分は燃え尽きてしまうかもしれない。
「もういいだろ!?」
凛は怒鳴った。
すると、遙は凛の接近を拒んでいた手をさげた。
無表情、だったのが、笑っている。
凛は眼に見えない力に引き寄せられているかのように遙のほうに身を近づける。
あー、本当に可愛くて可愛くてたまんねー。
そう思う自分はどうかしていると思う。
作品名:りんはるりん詰め合わせ 作家名:hujio