魔法と恋と世界の平和
フェイトは窓を開けると、そこから飛びだし、アルフのいる家に帰っていった。
エンジュ
「人気者は辛いわね♪」
剛
「エンジュの訓練よりはマシだよ」
エンジュ
「あら、結構楽な訓練にしてあるんだけど?」
剛
「まぁ強くなるためだから頑張るよ」
エンジュ
「それより、今日は本当に学校休まなくて大丈夫?」
剛
「大丈夫。自分で考えて出した答えだから」
エンジュ
「そう?なら、いいけど・・・」
剛
「大丈夫、僕は大丈夫だから・・・」
エンジュ
「・・・・学校には交通事故にあって入院してるって連絡を入れておくわ」
剛
「ありがとう、エンジュ」
エンジュ
「いいわよ、お礼なんて。ほら、なのはが待ってるわよ?」
剛
「うん。いってきます」
玄関の扉を開けると、なのはちゃんが気付いて駆け寄ってきた。
なのは
「剛くん、大丈夫?いつもより遅いから心配してきたんだけど」
剛
「大丈夫だよ」
ユーノ
「・・・・・・」
剛
「ユーノ、どうかしたの?」
ユーノ
「いや、なんでもない。それより、エンジュは家の中にいる?」
剛
「うん、いるけど?」
ユーノ
「二人は学校行きってきなよ。僕は久しぶりにゆっくりエンジュと話をしようと思ってさ」
なのは
「分かった。剛くん行こう?」
剛
「うん」
僕はなのはちゃんといつもと違い、時間ギリギリに登校した。
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア