魔法と恋と世界の平和
リビングでくつろいでると、ユーノが入ってきた。
エンジュ
「あら、アナタのその姿久しぶりに見たわね」
ユーノ
「エンジュ、話があるんだ」
エンジュ
「分かってるわ。剛のことでしょ?なのはに何か言われたら、アナタから言ってちょうだい。剛は言わないだろうから」
ユーノ
「分かった」
エンジュ
「昨日、魔力とジュエルシードの力を感じた?」
ユーノ
「うん。微量だけどね」
エンジュ
「昨日、剛は自分の力で母親を殺したわ。
私のジュエルシードの管理が甘かったせいで剛の母親がジュエルシードに触れてしまったの」
ユーノ
「ジュエルシードは魔力を持つ人にしか見えないはずなのにどうして」
エンジュ
「触りたくて触ったわけではないでしょうね。偶然触れてしまい、ジュエルシードを取り込んでしまい、心の制御ができなくなった」
ユーノ
「それからは?」
エンジュ
「それからは予想できるでしょ?心の制御ができなくなった後に初めてあったのが、剛の父親だったのよ」
ユーノ
「じゃあ母親は負の想いに負け、父親を」
エンジュ
「ええ、殺したわ。包丁で一突きだったわ」
ユーノ
「こんなアクシデントはやっぱり対処は難しいね」
エンジュ
「話を続けるわね?その後、母親は真っ直ぐ剛の方へ歩いて行ったわ。私は剛にフェイトのところに逃げるように言ったわ。でも剛は――――」
ユーノ
「その言葉を拒否したんだ・・・・」
エンジュ
「ええ。でも、私は無理だとは言えなかった」
ユーノ
「前例がないから、対処方法があるかもしれない、からだね?」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア